✅40代女性【父が急死、後悔ばかり】を選択理論でコーチングで人生案内#88
「40代後半の女性。昨年末、父が他界しました。実家で、母がトイレに連れていく途中に転んで意識を失い、翌日に息を引き取りました。昨春から体調が悪かったものの、介護というほどのこともなく、あっという間に逝ってしまいました。」
理想の父で、孫の息子たちにも優しくしてくれました。それだけに、亡くなる2日前に会いに行った際、泊まっていればよかったなどと後悔しています。トイレに連れていった母には少しモヤモヤした感情があり、働かずにいつも心配をかけていた姉に対しては腹立たしい気持ちもあります。
もっと父と話しておけばよかった。毎日泣いてばかりです。自分は明るい性格と思っていましたが、父がいたからこそだったと感じています。この年齢で親離れができていない自分はおかしいですか? 早く父のところへいきたいとさえ思います。(神奈川・B子)
次を参考に「相談者の答え」を引き出す質問を自由に考えてみてください。
【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】
相談者の「困りごと」
・父が急死してしまい、「もっと父と話しておけばよかった」と毎日泣いてばかり自分、40代後半になっても親離れできていない自分に気づき、戸惑い、困っている。
相談者の「願いごと」
・理想の父の急死という、思いもしなかった「大きな喪失」に振り回されている今の自分を、どのように受けとめたらよいのかを知りたい。(推測)
【コーチングモデルと選択理論の考え方】

できるし、変えられる」と考えてみましょう。
【相談者の困りごとのパターン】を考えましょう
・理想の父の急死という、思いもしなかった「大きな喪失」に振り回されている自分にとまどって、困っている。(推測)
以上を参考に、ここで、みなさんのコーチング質問を考えてみましょう。
【心に響く回答者(佐貫葉子さん)の言葉】
大切なお父様を失い、深い悲しみの中にいるあなたにどのような言葉をおかけしたらよいか私にはわかりません。
あなたは本当によいお父様に巡り合われたのですね。親子間で巡り合いというのは少し変かもしれません。でも、私は夫婦や恋人と同じように、親子でも人と人の結びつきには不思議なご縁のようなものを感じます。あなたが「早く父のところへいきたい」とまで思い詰めるのは、決しておかしいことではありませんし、親離れができていないからでもないと思います。
お父様は長患いをすることなく、あっという間に旅立たれたとのこと。お別れをする時間が少なければ少ないほど、残された者は「あの時ああしておけば、これを言っておけば」と後悔をしてしまいますよね。でも最後までご家族の手を煩わせることがなかったのもお父様のご意思であり、これほどのご家族の愛情に包まれて満足されて旅立たれたのではないでしょうか。
これからは、お父様があなたの中で生きていらっしゃると思い、あなた自身がお父様のようになって、大きな愛情を持って、お母様やお姉様、お子様たちに寄りそってください。それが何よりのご供養になるはずですよ。
私は次のような質問を考えました(ご参考まで)
・今のあなたが経験されていることは、大切な人を亡くされた方なら、みなさんがご経験される当然のことだと思います。もし、お友達に、あなたと同じように、「理想の父が急死して、思いもしなかった大きな喪失感に振り回されている人」がいたら、どのように思いやり、優しい言葉をかけてあげたいですか? ぜひ、そのような優しさと思いやりを、今のご自分にも投げかけてあげてください。
・「早く父の所に行きたい」とも思われているとのことですが、もし、お父さんの所へ行ったとしたら、お父さんは、あなたに、どんなことを言われるでしょうか? 前もって、お父さんに電話ができたとしたら、お父さんは、電話でどんなことをあなたに伝えたいと思われていそうですか?
・もし、お父さんが急死ということではなく、あなたに最期に伝えたい時間があったとしたら、あなたにどういうことを伝えられたと思いますか?
・お父さんは、お母さんや、お姉さん、あなたが、これからどのように生きて行かれるか、また、残されたご家族がどのような家族であってほしいと望んでいらっしゃるでしょうか?
・今のあなたの大きな喪失感が、やがて、日にち薬で、少づつ癒やされていったとき、天国でお父さんが望んでいらっしゃることを、かなえてあげ、お父さんを喜ばせてあげてください。
今回は以上です。上の質問は、自己対話で使うと、セルフコーチングができます。お役に立てればうれしいです。それでは、また次回。
