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「苦しい」が「楽しい」に変わる。ヨガ哲学が教えてくれる成長の法則〜タパス〜

今回は、夏の暑さに勝つこのヨガ哲学を!

「タパスによって超自然力を得ることができる」

ヨーガ・スートラ

ここでいうタパスとは、
「苦行」あるいは「自己鍛錬」のこと。

私たちは本能的に苦しいことを避けようとします。

しかし、ヨガはあえて、
苦しい実践を勧めています。

それはなぜか?

そもそも
私たちが苦しみを感じるのは、
今の自分の許容範囲を超えているとき。


しかし、最初、小さかった許容範囲を
少しずつ広げていくと
これまで苦しいと感じていたことが
自然に受け止められる自分へと変わっていく。

これがまさに
ヨーガ・スートラのいう
「超自然力」なのです。


例えば、仕事を始めたばかりの頃を
思い出してみてください。

電話が鳴るたびに緊張し、
「何を聞かれるんだろう」
「うまく答えられなかったらどうしよう」と、
不安でいっぱいになったり、
うまく話せずしどろもどろした
経験はないでしょうか。

けれど毎日電話に出続けるうちに、
いつしか相手の話を落ち着いて聞き、
自然に受け答えができるようになります。

むしろ仕事の楽しさまで感じられるようになる。

電話という出来事は、何一つ変わっていません。

変わったのは、自分自身です。

自分の許容範囲が広がり、
器が大きくなった証です。

タパスとは苦しむことが目的ではありません。

昨日の自分を超え続ける力こそが、
人生を自由に、そして豊かに生きるための、
本当の「超自然力」なのです。


今から2年ほど前の夏のことです。

「何か新しいマリンスポーツを始めてみたい。」

そんな気持ちはありました。

でも、すぐに頭の中には言い訳が浮かびます。

私は昔から運動が得意ではありません。

特に水泳は苦手で、
水に対しても恐怖心がありました。

そう思って迷っていた時、
ヨガの師匠がこんな言葉をかけてくれました。

「今までずっとヨガを続けてきたんだから、大丈夫。自分を過小評価しなくていいよ。」

その言葉は嬉しかったものの、
頑なに言い訳を探し始める私。

「時間帯が合わないし…」
「他にもやることがあるし…」

そんな理由を並べて、
挑戦することから距離を置いていたのです。

そんなある日、
通っていたジムで
「スキューバダイビング体験会」の
チラシを配っているスタッフの方に
声をかけられました。

話を聞くと、
最初はジムのプールで練習するとのこと。

「プールなら、やってみようかな。」
(あとインストラクターがイケメンだったのも
参加の理由)

そう思って参加してみると、
意外にも怖さはなく、
体験はあっという間に終わりました。

そして迎えた夏、なんにも考えず
静岡の下田の海の
本格的な1日体験スキューバダイビングを予約。

行ってみると
また若いイケメンの男性がインストラクター。
いえーい!

・・・
ところが、プールとはまったく海は別!!

広く深い海を目の前にすると、
急に怖くなり、海水に顔を
つけることさえできません。

しかも呼吸は、
ヨガで慣れている鼻呼吸ではなく口呼吸。

思うように呼吸ができず、
不安が膨らみ、
何度も海から上がってしまいました。

それでもインストラクターの方と一緒に、
何度も水に入り、
呼吸だけを繰り返し練習しました。

すると少しずつ身体の力が抜け、
心も落ち着いてきたのです。

気づけば、
海の底まで潜ることができました。

音のない静かな世界。

まるで無重力のような心地よさ。

水面から差し込む太陽の光がゆらゆらと揺れ、
たくさんの魚たちが自由に泳いでいる!

その美しい景色に見とれているうちに、
時間はあっという間に過ぎていました。

もし、あの日「怖いから」と挑戦しなかったら、
この景色を知ることはなかったでしょう。

ほんの少し、自分の許容範囲を超えてみる。

その小さなタパスが、
苦手だったものを楽しみに変え、
私の人生に新しい喜びと
自信を与えてくれました。

私たちは、時として、
苦しさを感じ、それを避け
日常を過ごしてしまう時があります。

しかし、
初め小さかった自分の
器を大きく広げていく時、
以前とは違った大きな自分に出会えるはずです。

まるで、
世界の舞台で羽ばたくアスリートのように、
私たちも小さな挑戦を重ねながら、
許容範囲を広げ、
新しい世界を楽しんでいきましょう。



ヨガスタジオアムリタでは、
一人ひとりの身体や心に寄り添いながら、
「できた」という小さな成功体験を
大切にレッスンを行っています。

その小さな積み重ねが、
やがて人生の景色を変えてくれるはずです。

あなたも一緒に、
新しい自分への一歩を踏み出してみませんか。

スタジオでお会いできる日を
楽しみにしています。

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