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モネもいいけど常設展が最高な国立西洋美術館

日本のモネ人気のすごさたるや・・・。
休日だったからなのか、チケット購入の長蛇の列に心砕かれ、常設展のみ鑑賞した。
ですが、ですが!!!
今回の常設展は初公開作品が6点以上もあって一人テンション爆上がり。
個人的に初めて見た作品もいくつもあって、この贅沢な空間は何なの???しかも500円ですけど???っと震えた。

撮影不可の作品もあるけど、多くは撮影可能なので備忘録的に残せるのがうれしい。

新収蔵作品「トロンプ・ルイユ:クリストフ=フィリップ・オベルカンフの肖像」

「トロンプ・ルイユ:クリストフ=フィリップ・オベルカンフの肖像」
特に面白かったのが↑こちら。
版画のように見えるけどホワイトの枠や文字部分も油絵。
ルイ=レオポルド・ボワイーというフランス出身画家の1815年の作品。
18世紀後半から19世紀初頭にこのようなだまし絵っぽいちょっと面白い作風が流行ったらしい。
ハリーポッターの映画に出てくるお尋ね者用のチラシみたいで面白い。
面白い感じを真面目に取り組んでいるのが好き。

https://collection.nmwa.go.jp/artizeweb/search_7_detail.php

「アントニエッタ・ゴンザレスの肖像」
インパクトがすごい。
(1595年頃)ラヴィニア・フォンターナ
インパクトがすごいけれど、気品を感じる。
そして、画家がモデルを一人の人間として尊重している様子も感じられる。
ただ、特別な風貌を持つ人が「見世物」として宮廷で雇われるという歴史があり、何とも言えない気持ちになる。
モデルとなった彼女の父親もまた同様の体質で、少年時代カナリヤ諸島からフランスに連れられ宮廷で暮らすこととなったらしい。
フランスで家族を持った彼は多くの子をもうけ、同じ体質を引き継ぐ子も複数いたという。彼らは各地の宮廷を渡り歩き、最終的にローマの宮廷で暮らしたとのこと。

「見世物」…当時のやんごとなき人の価値観って…とちょっと何なの?と憤りを覚えるけれど。
現代の大金持ちがお金を渡して好みの人をはべらす感じ…なのか…。
それもなかなか微妙なセンスだけど。

絵を見ると色んな想像がわいて、空想がぐるぐるまわって面白い。
遠い国の絵が日本まで来てくれたその道のりに感動する。
国立西洋美術館、増床してくれないかな…。
常設展の展示数を増やしてほしい(これは東博にもお願いしたい)。

ただ…相変わらず照明は微妙で作品に照明の光が移りこんで絵がしっかり見えないのがとても残念だった…。
なぜ、その位置に照明を…なぜ…(涙)。

とはいえ、今回の常設展はさらによかったので何度でも行きたい。

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