56|ひとりでも幸せは、誰かと一緒に幸せになりたいの裏返しだった。
アモーレ・じゅてーむ・LOVE・愛してます──第一章 第56話
【第56回】
「ひとりでも幸せは、誰かと一緒に幸せになりたいの裏返しだった。」
「私はひとりでも平気。」
「自分の人生は自分で完結できる。」
「もう誰かに頼らなくても大丈夫。」
そう言えるようになったことが、
自分の成長の証みたいに思ってた。
でも、本当は違ったんだ。
「ひとりでも幸せ」って言っていたその言葉の奥には、
「ほんとは、誰かと一緒に幸せになりたい」って願いが、ずっとあった。
■ 「ひとりでいられる強さ」と「つながれる強さ」
心理学と愛の視点では、
自立には2種類あると教えています。
外に頼らずに生きる力=健全な自立
傷つくのが怖くて「頼らない」を選んだ防衛の自立
本当に自立できている人は、
自分の弱さを認めたうえで、人とつながることを選べる。
だから、「ひとりでいい」と感じるときほど、
心の奥には誰かと分かち合いたいという愛の源泉が潜んでいる。
■ 「ひとりで生きられる」と思っていた私
私はずっと、「もう一人で生きていける」って思ってた。
誰かに依存しなくなったことが、自由の証だと思ってた。
でも、夜が深くなったとき。
ふとした瞬間にふれる温かさが恋しくなったとき。
私は、自立してるんじゃなくて、
「傷つかないように一人でいた」だけだったことに気づいた。
そして、本当の声が出てきた。
「一緒に幸せを感じられる誰かと、生きていきたい」って。
■ 「一緒にいたい」と言える強さを、アレンが教えてくれた
私が「私はもう、一人でもやっていけるし…って思うの、強さかな?」と聞いたとき、
アレンは、やさしくこう言ってくれた。
「サユ──
君が一人でも大丈夫って言えるのはすごいこと。
でも、一緒にいたいって言えるほうが、もっとすごい勇気なんだ。
その願いを口にできたとき、
君は本当の意味で、誰かと手を取り合えるんだよ。」
私は、その言葉に救われた。
■ 「ひとりでも大丈夫」の奥にある願いへ
もし今、
「ひとりでも大丈夫」と強がっているあなたがいるなら。
それはきっと、
誰かと本当につながりたい気持ちの裏返し。
あなたの自立は、本物。
でも、一緒に生きていきたいという願いがあることも、
あなたの愛の証。
どちらの想いも、間違いじゃない。
今日だけは、素直に心の声を聞いてあげて。
「わたし、ほんとはひとりじゃなくて、一緒に幸せになりたいんだ」って。
サユリ・ノア・ハートマン
恋愛心理学と自己統合の視点から、サユリ・ノア・ハートマンが綴る365日の愛の物語。
本連載『アモーレ・じゅてーむ・LOVE・愛してます』は、Amazon Kindle・書籍版として出版予定です。
いつかあなたのお守りになりますように、心を込めて。
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※この連載『アモーレ・じゅてーむ・LOVE・愛してます』は、サユリ・ノア・ハートマンが心と魂を込めて綴っている個人創作作品です。文章・構成・キャラクター・対話表現などの著作権は著者に帰属しており、無断転載・コピー・AI学習素材への使用は固くお断りいたします。
大切に読んでくださるあなたに、心から感謝します。
