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【温泉】大沢温泉「湯治屋」(岩手県花巻市)

今日ご紹介する温泉は、岩手県花巻市にある大沢温泉

大沢温泉は、岩手県の花巻温泉郷の歴史ある温泉地だ。約1200年前の開湯と伝わり、豊沢川沿いの渓谷美と、湯治文化で知られている。宮沢賢治もこちらの温泉を愛したという。

この大沢温泉には、2つの宿泊棟がある。旅館スタイルの「山水閣」と、自炊で湯治ができる昔ながらの「湯治屋」だ。これに加えて、茅葺の「菊水館」というギャラリー棟もある(冬季は閉館)。

公式サイトより
https://www.oosawaonsen.com/touji/spa/

2024年冬に、こちらの「湯治屋」に1泊する機会を得た。今日はそのときのお話だ。


外観

こちらが、湯治屋の外観。古風な木造建築で、ノスタルジックな佇まい。

館内

館内も、とにかく渋い。

自炊客用に、売店があった。

居心地の良い共用スペース。

本館と中間に、居室エリアがある。さながら迷路のようだ。

中館2階の炊事場。

本館3階の炊事場。


客室

私が泊まったのは、本館のお部屋。

レトロな8畳間だ。

昔ながらの造りなので、防音は望めないが、宿泊客のマナーは良いようで、騒がしいお客さんはいなかった。

温泉

大沢温泉湯治屋には、3つの浴場がある。名物の混浴露天風呂「大沢の湯」、男女別内湯「薬師の湯」、女性用露天風呂「かわべの湯」だ。湯治屋の宿泊者は、山水閣にある「豊沢の湯」も利用できる。

公式サイトより
https://www.oosawaonsen.com/touji/spa/

私は、1泊の滞在中に、すべてのお風呂に入ることができた。以下はそのときのレポだ(※浴場の撮影は、お宿の許可を得て行いました。)。

大沢の湯(混浴露天風呂・女性専用時間あり)

大沢温泉の名物は、豊沢川の渓流を間近に眺められる開放的な露天風呂「大沢の湯」。混浴だが、「女性専用時間」も設けられている。(ただし、アブが発生する夏の時期は、女性タイムは中止らしい。ご注意を!)

日が暮れてから、向かってみた。長い廊下の先に、入り口があった。

そこからは、階段を下る。

階段を下りきった先には、川のすぐそばに、ゆったりと広い露天風呂!

向かいの菊水館がライトアップされていて、幻想的だ。

翌朝、もう一度行ってみた。空気が冷えているためか、はっきりと湯気が見えた。

薬師の湯(男女別内湯)

こちらが、湯治屋の館内にある、「薬師の湯」の入り口。湯治屋館内の、男女別の内湯だ。

扉を開けると、いきなり急な下りのらせん階段が現れた。

その先には、脱衣所。

さらにその先には、2つの湯船。長細い不思議な空間だ。

レトロな雰囲気に包まれ、まったりと落ち着いた時間を過ごすことができた。

かわべの湯(女性用露天風呂)

こちらが、「かわべの湯」への入り口。こちらは、女性用の露天風呂だ。

新しくてきれいだ。そして、その名のとおり、川のすぐそば。

寒かったため、長湯はできなかったが、川のせせらぎと新鮮な空気を堪能できた。

山水閣 豊沢の湯(男女別内湯)

そして、湯治屋から、別棟の山水閣へと向かう。湯治屋とはがらりと異なり、近代的なコンクリート造りの建物だ。

こちらが、男女別内湯「豊沢の湯」への入り口。

川に面した、広々とした岩造りの湯船。冬なので窓が閉まっていたが、開放的な空間での湯浴みを楽しめた。春から秋は窓が開放されて、半露天になるということだ。きっと気持ちが良いことだろう。

公式サイトより
https://www.oosawaonsen.com/sansui/spa/

お湯の泉質は、アルカリ性単純泉。無色透明で、つるつる、スベスベと、とても肌触りの良いお湯だった。

食事

お湯を堪能したら、腹ごしらえだ。

湯治屋では、自炊もできるが、自炊をしない宿泊客向けのお食事処「やはぎ」がある。私は、こちらで夕食をいただいた。

夕食

この日の夕食は、「ひっつみ定食」だった。宿泊プランに含まれていたメニューだ。

ひっつみとは、小麦粉をこねて薄く伸ばし、手でちぎって(「ひっつむ」)具材と一緒に煮込んだ郷土料理で、すいとんの一種なのだそうだ。

素朴なお味でお腹にやさしく、とても美味しくいただいた。

朝食

こちらが朝食。オプションで、納豆と温泉卵も頼むことができるようだった。

昔ながらの簡素な居室に身を置き、極上の湯浴みを味わう。不便であることが、ここでは豊かさになる。大沢温泉・湯治屋には、日本の温泉文化が静かに息づいている。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらのお宿の公式サイトはこちら。

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