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【温泉】那須塩原温泉郷「明賀屋本館」(栃木県那須塩原市)

今日ご紹介する温泉は、栃木県那須塩原市にある那須塩原温泉郷のお宿「明賀屋本館」さん。2023年に、こちらに2食付きで1泊したときのお話だ。


外観

こちらが、お宿へのアプローチ。

こちらが、本館の建物。このとき私が宿泊した棟だ。

そしてこちらは、別棟の「太古館」と呼ばれる建物。堂々たる和洋折衷のレトロ建築。

帝国ホテルの設計者といわれる鈴木愿一郎氏による設計だそうだ。「太古館」の命名は、大正初期に来館の徳富蘇峰氏によるものだという。

館内

本館の入り口を入ると、広いロビーが迎えてくれた。

甲冑も展示されていた。

壁には、こちらのお宿の写真が使われたパンフレットが掲示されていた。このお宿の川岸露天風呂は、メディアにもよく登場している。

客室

チェックインをして、早速、客室へと進む。

こちらが、お部屋。コンパクトな和室。窓からは山の緑が眺められて、気持ちがいい。

必要なアメニティは揃っていた。

温泉

こちらのお宿には、建物内の内湯と、川岸露天風呂がある。特に、300年の歴史を誇るという川岸露天風呂は、温泉好きの間では有名で、私もそれを目当てにやってきた。さらに、2本の使用源泉がいずれも自然湧出で、かけ流し(一部加水あり)で使用しているという、なんとも贅沢な湯使いなのである。

川岸露天風呂

早速、川岸露天風呂へ行ってみよう! 本館から、川岸まで、階段を下っていく。

年季の入った木の階段。

どんどん下る。

長い下り廊下を、さらに下る。

その先は、別棟の湯屋に接続していた。

なかなか鄙びた雰囲気だ。

そこから、更に下る・・・。

すると、「女」と書いた赤いのれんが見えた。そちらが女性用の脱衣所のようだ。

こちらが、女性用の脱衣所。

脱衣所の先には、岩でできた急な階段が。

それを下ると、ようやく、川岸露天風呂(女性専用エリア)に辿り着いた!

文字通り、まさに、川岸。川のせせらぎを間近で楽しみながら、湯浴みができる。素敵!

この川岸露天風呂は、2つのエリアに区切られている。女性専用エリアと、メインの混浴エリア(女性専用時間帯あり)だ。このふたつのエリアは、背の高い仕切りで隔てられていて、2つのエリアをつなぐ扉もある。女性であれば、その扉を開けて、両方のエリアを行き来できるようになっている。

赤い暖簾のかかっている扉の向こうが女性専用エリアで、手前が混浴エリア。

女性専用エリアから、そっと、混浴エリアへ通じる扉を開けて、のぞいてみると・・・。

混浴エリアには、誰もいない! 

そこで、バスタオルに身を包み、混浴エリアに移動してみた!

混浴エリアのほうが広い。四角い形の浴槽が2つある。浴槽の周りには、析出物がびっしり!

手前がぬるめ、奥が少し熱め。

さらにその先には、洞窟のような湯壺もあった。

女性専用エリアと混浴エリアのすべてのお湯に入ってみた。温度は熱めの浴槽と、ぬるめの浴槽があった。お湯をなめてみると、強い塩味。いかにも濃厚な塩化物泉だ。そして、身体がぽかぽかと芯からよく温まる。

何より、ここでの景色に見とれた。お湯は、茶褐色にも、ウグイス色にも見える濁り湯。地面は析出物で黄土色や緑に変化している。そして、渓流の色は、エメラルドグリーン。自然のもたらすアースカラーの饗宴。なんという美しさ!

夜が更けてからも、また川岸露天風呂にやってきた。川は見えないが、夜のとばりの中で入る露天風呂も、なかなかオツなものだった。

内湯(女湯)

内湯には、2種類の浴槽があった。川岸露天風呂と同じ源泉の茶褐色の濁り湯の浴槽と、黒っぽい別の源泉の浴槽だ。

黒っぽいお湯のほうは、東日本大震災の時出来たと思われる地割れから湧きだした源泉を使っているということだ。茶褐色のお湯よりもさっぱりしていて、優しい肌触りだった。

温泉分析書

まず、こちらの温泉分析書は、川岸露天風呂と内湯の両方で使われている茶褐色のお湯のものだ。源泉名は「刈子の湯」。泉質は、ナトリウムー塩化物温泉。PH値は6.1。泉温は約60度。湧出量は約346リットル/分。成分総計が5g/kg越え。

次に、こちらの温泉分析書は、内湯のみで使われている黒っぽいお湯のものだ。源泉名は、明賀屋源泉①。泉質は、単純温泉。PH値は6.8。泉温は52度。湧出量は135リットル/分。

食事

お食事は、本館とつながっている「太古館」の大広間でいただく。

年季の入った階段を上がる。

左側の広間が会場だ。すでに、たくさんのお客さんのスリッパが並んでいる。

夕食

かなり大きな広間で、他のお客さんたちと同じスペースでいただく。畳に座卓、お膳のスタイルだ。何だか、昔の修学旅行のようで、どこか懐かしい感じがする。

このときの私たちの夕食プランは、節約して、最もお安いものにしていた。極めてシンプルなメニューで、300グラムの豚肉を使った、豚しゃぶ定食のようなものだ。

私の夕食プランの説明文(2023年時)

他のお客さんの様子を見渡してみると、ほとんどのお客さんは、通常の和食コースを頼んでいるようだった。その方たちには、たくさんの品数のおかずが、次々と運ばれている。それと比べると、私たちの夕食プランは、豚しゃぶ、ごはん、味噌汁、漬物、以上。副菜は全くない。そのかわり、豚肉300グラムが山盛りになっていて、とにかく量が多い! まるで体育会系の学生さんのご飯のようだった・・・。

朝食

朝食も同じ会場でいただく。

昨日の夕食のときよりも品数が多くて、嬉しかった(笑)。

こちらの川岸露天風呂は、唯一無二の名湯だ。川岸まで長い階段を下りなががら、秘境を探検するようなワクワク感を味わえる。ようやく川岸に到着すると、そこには、300年の歴史あるワイルドな浴槽が待っている。

濃厚なあたたまりの湯に浸かり、川のせせらぎに癒されながら、自然と一体となってボーっとしていると、日常のストレスなど吹っ飛んでしまう。温泉ファンの方も、そうでない方にも、楽しんでいただけること請け合いだ。家族や友人を連れて、何度でも再訪したいお宿だ。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらのお宿の公式サイトはこちら。

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