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【温泉】Sembawang Hot Spring Park(センバワン温泉公園)(シンガポール)

今日ご紹介するのは、シンガポールで唯一の天然温泉が足湯で楽しめる場所、Sembawang Hot Spring Park(センバワン温泉公園)

シンガポールの北部にあり、シンガポールの中心部からは路線バスで1時間以上かかる。シンガポールは国自体がとても小さい島なので、ここまでくるとマレーシアとの国境もそう遠くない。

仕事でシンガポールを訪問したある日、半日の自由時間ができたので、こちらまで路線バスで行ってみることにした。1時間以上、のんびりと路線バスに揺られ、最寄りの停留所で降りる。

道路は一部工事中だったが、「センバワン温泉公園はこちら」という矢印のついたオレンジ色の看板を見つけた。この矢印に従って進む。

公園へのアプローチ。南国風の鮮やかな色の花が迎えてくれた。

こちらが、温泉公園だ。

近づいてみよう。

円が重なったような、なんともユニークな形の足湯コーナーだ。

一番高いところが源泉注入口になっており、低くなるに従って温度が下がるという仕組みだ。

こちらから、源泉が注がれているようだ。

足をよく洗ってから、足湯に浸かろう。足洗い場も整備されている。

一番温度の低い、広いエリアに、足を投入してみた。

お湯は、ぬるい。しかし、ここは常夏の国、シンガポール。外気は30度超えだ。足湯に浸かっていると、ただでさえ暑いのに、体が内側から温まってきて、汗だくになる。まるで、修行のようである・・・。

無色透明のお湯から、少し硫黄の香りがした。

70度のお湯で、温泉卵が作れるコーナーもあった。

こちらの温泉公園の由来について書かれた看板があった。

以下、簡単に要約してみよう。

シンガポール島で唯一の天然温泉。もともとはSeah Eng Keongさんという商人の私有地に湧いていて、1909年からボトル天然水として発売した。その後、第二次世界大戦中に日本人がここを温泉浴場に改造したが、1944年に爆弾で水流が乱れ、浅いプールのようになり、住民が入浴したり、選択したり、温泉卵を作るのに使われた。1967年に再びボトル天然水の工場が作られたが、1985年にセンバワン空軍基地の拡張のためにこの土地が政府により収用された。地元コミュニティからの請願により、政府はこの湧水を住民に開放し、後にこの場所を再開発してセンバワン温泉公園として2020年にオープンさせた。

サザヱ抄訳

第二次大戦中に日本人が温泉に開発したということに、複雑な気持ちになりつつもご縁を感じた。また、この公園は2020年にオープンしたばかりで、まだ新しいということも分かった。

温泉の湯口についての図解もあった。

足湯の使用上の注意についての掲示板。

足湯や温泉卵コーナー使用にあたってのマナーについての看板。

暑い国で、暑い時間帯に訪れたせいか、あまりお客さんはいなかった。私が見かけたのは、地元の家族連れや、暇つぶしをしているおじさんなど、数組だけだった。

大変暑かったが、シンガポールにも温泉があると知って、また、地元の人たちの要望で政府によって維持されていると知って、嬉しかった。

いいお湯でした。お世話になりました!

シンガポール政府によるこちらの公園についてのサイトはこちら。

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