【温泉】赤倉温泉「赤倉観光ホテル」(新潟県妙高市)
今日ご紹介する温泉は、新潟県の赤倉温泉にあるリゾートホテル「赤倉観光ホテル」。
創業は1937(昭和12)年。当時の大倉財閥が、上高地帝国ホテルや川奈ホテルに続いて建設したホテルで、日本の高原リゾートホテルの草分け的存在として知られている。
妙高山の中腹、標高約1,000メートルの高台に位置しており、ホテルからは信州の山々や野尻湖を望むことができる。そのうえ、源泉かけ流しの温泉や本格的な食事も楽しめることから、一流の山岳リゾートとして高い評価を受けている。
私は長年、「死ぬまでに一度は泊まってみたい」と憧れ続けていた。
そして2025年夏、ついに念願が叶い、グループ旅行で訪れる機会を得た。今日は、その時のお話だ。
外観
高台に、赤い屋根をまとった白い建物が見える。ついに憧れのホテルが姿を現した。

車で山道をのぼった先に、堂々たる美しい建物が待っていた。


妙高の雄大な自然と調和する、気品あるデザイン。どこから見ても美しい。





ホテルの敷地は広大で、散策を楽しむこともできる。

歴史を感じる日時計を見つけた。

館内
館内は、山岳リゾートらしい落ち着いた雰囲気。内装や家具、調度品には品格が漂うが、決して堅苦しくない。温かみがあり、自然とくつろげる空間だった。



広々としたロビーからは、山の絶景が楽しめる。

チェックインの時間帯には、ウェルカムドリンクのサービスが行われていた。ワインを片手に、旅の移動の緊張をゆっくりと解いていく。

館内を散策。どの空間も、絵になる。




ホテルの歴史が学べる展示コーナーもあった。

このホテルで最も心を奪われたのが、アクアテラス。ホテルに流れ着く湧き水をたたえた水盤の向こうに、雄大な景色がどこまでも広がっている。



居心地の良いソファに身を沈め、美しい山々と流れゆく雲を眺める。何もしない時間が、これほど贅沢に感じられたことはない。



客室
レトロなルームキー。かわいい。

こちらのホテルには様々なタイプの客室が用意されている。私たちが泊まったのは、本館の和室。

想像以上に広く、ソファや座椅子の休憩スペースもあった。

カラフルな館内着。

洗面所、シャワー、トイレが完備されていた。


畳に布団を並べて眠るのは、修学旅行のようで楽しい。

温泉
客室で旅装を解いた後は、みんなで温泉へ向かった。私たちの客室のある本館から、別の棟へと移動する。




大浴場
男女別の大浴場へ。内風呂、露天風呂のほか、ドライサウナ、ミストサウナがあった。
パウダールームも立派で、設備が充実していた。

内湯からも露天風呂からも、山々の絶景を楽しむことができる。

特に露天風呂では、新鮮な高原の空気を胸いっぱいに吸い込みながら、一面に広がる大自然を眺められた。なんという贅沢!

脱衣エリアのデッキからも、この絶景を楽しめた。

家族風呂
こちらのホテルには、無料で使える家族風呂もあった。

コンパクトだが、清潔感があり、お湯も新鮮。プライベートな空間で、他のゲストに気兼ねなく温泉を楽しめるのが嬉しい。


湯使い、泉質など
こちらの源泉は、江戸時代後期に開湯した赤倉温泉のお湯。約50度の源泉が、1.9キロに及ぶ引湯管を流れる間に約42度まで冷まされ、適温で湯船に供給されている。日によっては加水や加温を行うこともあるそうだが、湯量が豊富なため、循環・消毒は行っていないという。
泉質はカルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉。pH値は6.6。ほのかな硫黄の香りが漂い、湯の華がかすかに舞う。肌当たりはやさしくマイルドだが、しっかりと温泉らしさも感じられる名湯だった。
スパ
こちらの施設にはスパも併設されている。たまたま無料のハンドマッサージサービスを実施していたので体験してみたが、とても気持ちが良かった。

食事
夕食
おまちかねの夕食。こちらには複数の素敵なレストランがあるが、私たちは「アクアダイニング」にて、洋食創作料理コースをいただいた。
このレストランは、とにかく景色が素晴らしかった。内装も美しいのだが、何より心を奪われたのは窓の外の眺めだ。アクアテラスに隣接する水盤が、刻々と色を深める夕空を映し出し、あまりに幻想的で思わずため息がこぼれた。


コース料理は、創意工夫が凝らされており、目でも舌でも楽しめるものだった。一皿ごとに歓声が上がった。







朝食
朝食はビュッフェ形式。さまざまな料理が並び、その日の気分や食欲に合わせて選べるのが楽しい。新潟名物の笹団子があったのが嬉しかった。

**********
素晴らしい滞在だった。洗練された建築と内装、どこまでも続く山の絶景、良質な温泉、創意工夫に満ちた食事、そして一流ホテルならではの行き届いたサービス。そのどれもが期待以上だった。
同行者も全員、感動していた。帰りの車中でも、ホテルの話題で持ちきりだった。「いつかまた来ようね」と皆で約束したのは言うまでもない。人生の節目や特別な機会に、ぜひ再訪したいと願っている。
いいお湯でした。お世話になりました!
こちらのホテルの公式サイトは、こちら。
私の温泉系記事へは、以下のリンク集からどうぞ!
いいなと思ったら応援しよう!
サポートをいただきましたら、他のnoterさんへのサポートの原資にしたいと思います。