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【温泉】万座温泉「湯の花旅館」(群馬県嬬恋村)

今日ご紹介する温泉は、群馬県嬬恋村の万座温泉のお宿「湯の花旅館」さん。2022年夏に、こちらに日帰り温泉に訪れたときのお話だ。

こちらのお宿は、万座温泉エリアの高台に位置する。万座温泉は、硫黄含有量が日本一の硫黄泉で有名だ。あたり一面に硫黄の匂いが漂っている。

こちらが、お宿の外観。山小屋風だ。

玄関に入ると・・・。なんだか雑然としている。

こちらが、帳場。たくさんのサインが飾られている。過去に有名人がたくさん訪問しているようだ。

待合スペースがある。囲炉裏があり、熊の毛皮が飾られている。

窓際には、テンの剥製が並んでいる。

そして、後述する、お風呂で使われている「サルノコシカケ」。

日帰り料金を支払い、奥へと進む。いい感じに鄙びた雰囲気。

そして、階段を下る。

こちらが、女湯の入り口。そのそばには祠があった。

女湯に入ってみた。強めの硫黄臭がする。白濁したお湯が、素朴な木の湯船にたたえられている。美しい! 

よく見ると、湯口の上に木箱のようなものが設置されていて、なにやら不思議なものが入っていた。「さるのこしかけ風呂」との表示がある。

お宿の公式サイトには、以下の説明があった。

湯船脇には源泉を適温に下げる
役割をしている木の桝があり、この中に
猿のこしかけとマツフジの蔓が入っております。
これらが青みがかった乳白色の源泉でふやけ
にじみ出たエキスが樋を通して
湯船に注がれています。

https://www.yunohana-m.com/

なるほど。この湯口から、「サルノコシカケ」のエキス入りの源泉が、湯船に注がれている、ということか!

「サルノコシカケ」とは、何か。「運龍堂」さんという漢方薬局のサイトには、以下の説明があった。

サルノコシカケは、民間で用いる健康キノコとして有名です。
免疫力をアップするということで、一時ブームにもなりました。
このサルノコシカケというのは、実は一つのキノコを指すのではなく、
総称で、サルノコシカケ科、マンネンタケ科、そしてキコブタケ科の菌類の
うち、とくに木質で多年生となるキノコがサルノコシカケと呼ばれています。

https://unryudo.com/health-info/sarunokoshikake/

免疫力アップが期待できる健康キノコ。そのエキスが含まれる硫黄泉。一体、どのようなお湯なのだろう。わくわくしながら入ってみる。

お湯の温度は、かなり熱かった。掛け湯をしながら体を慣らし、少しずつ湯船に身を沈める。乳白色のお湯で、動くとたくさんの湯の花が舞う。ややピリピリ感があるが、肌触りは意外になめらかだと感じた。コップが置いてあったので、飲んでみた。レモンのような酸味と、硫黄味、苦みが混ざった味。はっきり言って、まずい。良薬口に苦し、とはこのことだろう。

次に、露天風呂をのぞいてみた。露天風呂は混浴だが、誰もいなかった。露天風呂には脱衣所がない。よし、今だ! 裸にバスタオルの格好で進む・・・。

とても広くて、開放的な湯船。外気に触れているためか、お湯は温めだったが、その分、長めに浸かっていられた。

こちらが、平成5年の温泉分析書。泉質は、酸性ー含硫黄・マグネシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉。泉温は76度。PH値は2.5。加水・加温・循環・消毒なしの完全かけ流し。「消毒の必要がない」という表現に、ニヤリとした。

昭和34年の温泉分析書もあった。

硫黄泉の名湯と名高い万座温泉のお湯に、サルノコシカケのエキス。マニア好みの、渋~い佇まい。次は是非宿泊でお邪魔して、昔ながらのスタイルでの湯治を楽しんでみたい。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらのお宿の公式サイトはこちら。

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