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【温泉】あつみ温泉「かしわ屋旅館」(山形県鶴岡市)

今日ご紹介する温泉は、山形県鶴岡市にあるあつみ温泉のお宿「かしわ屋旅館」さん。

あつみ温泉は、山形県の西の端にある。新潟県も近い。開湯1000年以上の歴史を誇る、山あいの静かな温泉地だ。「かしわ屋旅館」さんの歴史も古く、創業約380年にもなるという。

こちらが、お宿の外観。木造3階建ての、堂々とした和風建築だ。

美しくて、しばし、見とれてしまう・・・。

ちなみに、お向かいの旅館「あさひや」さんも、なかなか味わいのある建物だ。ただ、残念ながら、閉業しているようだった。

「かしわ屋旅館」さんのレポに戻ろう。屋号入りのガラス戸の玄関をガラガラと開けて、館内に入る。

ロビーはとても明るかった。とてもきれいにリノベされている。

日帰り入浴料金を支払い、奥へと進む。床がピカピカに磨かれている。

男女別浴場への入り口。手前のボードに、「源泉かけ流し」「館主が手作業で温度調整している」との記載。これは、期待できる!

脱衣所も、きれいにリノベされていて、清潔に保たれている。

洗面台は、昔懐かしいタイル貼りのものを上手に利用している。

こちらが、浴場。洗い場と小さめの浴槽のみで、とてもシンプル。

浴槽は4人くらいのサイズ。

源泉温度が高いと聞いていたので、恐る恐る足先を湯につけてみる。

やはり、熱い!

やむをえず加水をしながら、少しずつお湯に身を沈める。

無色透明。熱めの温度のせいもあってか、ピリピリ感があり、シャキッとする浴感。ほのかなゆで卵臭あり。なめてみると、塩気を感じる。新鮮なお湯であることが全身で感じ取れた。

この日は独泉だったので、湯船から出たり入ったりしながら、この極上のお湯をゆっくり堪能させていただいた。

こちらが、温泉分析書。泉質は、ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉。Ph値は7.4。溶存物質総量2743mg/kg。温度は59.4度。あつみ温泉では源泉を集中管理しているが、こちらでは、そのうち3つの源泉(5~7号)を使用しているらしい。

あつみ温泉のロケーションは、周りにメジャーな観光地もなく、お世辞にもアクセスが良いとはいえない。しかし、だからこそ、古き良きのどかな佇まいが残っている。そして「かしわ屋旅館」さんのような歴史あるお宿が、建物をきれいに維持されながら、源泉かけ流しにこだわり、丁寧に営業を続けられている。

廃業される古いお宿が年々増えているが、こういう素晴らしいお宿が末永く営業を続けていただけるように願うばかりだ。

いいお湯でした。お世話になりました!

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