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【温泉】「温泉山 安楽寺 宿坊」(徳島県上板町)

今日ご紹介する温泉は、徳島県上板町にある「温泉山 安楽寺」さん。こちらは、その名のとおり、お寺だ。四国八十八か所めぐりの第6番札所でもある。

ふとしたきっかけで、このお寺の宿坊で、歴史ある温泉に入れるということを知った。

こちらのお寺は立派なウェブサイトを開設しており、以下のような記載があった。

平安の時代、四国を巡錫中の弘法大師様が、この地に温泉が湧き出ていることを発見されました。
その温泉は万病を治癒する効果があるとされ、弘法大師様は病魔から人々を救う「薬師如来様」と縁深い土地であるとおっしゃられ、お堂を築き薬師如来様を刻んで安置されました。
弘法大師様が温泉湯治のご利益を伝えた地でございます。

公式サイト(shikoku6.or.jp/history/)より

平安時代に弘法大師が見つけた、万病に効く温泉だと。そんな歴史ある温泉に、今でも入れるなんて!

俄然興味を持った温泉ガールの私は、こちらの宿坊に訪問することを計画した。幸いにも、希望の日程で予約が取れた。お遍路さんのためにか、1人部屋が多く用意されているのが嬉しい。

私が訪れたのは、秋の終わりごろ。広い境内には、まだ紅葉が残っていた。

境内
多宝塔
本堂

本堂の脇に、宿坊の玄関があった。

宿坊玄関

宿坊内部は、とてもきれいな建物だった。

玄関の天井
帳場エリア

お坊さんが、丁寧にチェックイン手続きをしてくださった。食事やお勤め、お風呂の案内もしてくださった。

館内を進む。お土産コーナーがあって、お遍路グッズが売ってあった。仕事を引退したら、お遍路をやってみようかな…。そんな誘惑に駆られた。

そして、お部屋へ。書院や和室、洋室(シングル・ツイン)など、色々なタイプのお部屋がある。

私の泊まるエリアである、講堂の2階へ。廊下の両側に個室が並ぶ。

こちらが、お部屋の中。コンパクトなシングルのワンルームタイプ。

安楽寺オリジナルのせんべい

お部屋には、ユニットバスもついており、いつでもトイレ、シャワー、バスが使える。

早速に、お風呂に向かってみた。

こちらが、女湯の様子。中央に、大きな湯船「薬師の湯」がある。中央からお湯が沸いている。

そして、こちらは「弘法の湯」という名の小さい湯船。しかし、この日はお休みで、お湯が張られていなかった。残念…。

気を取り直して、「薬師の湯」に入る。

「オンコロコロセンダリマトウギソワカ」と唱えながら入浴しましょう、という説明書きが、お寺っぽい。なお、加温、循環ろ過、塩素系薬剤あり。

泉質として、「重曹泉 炭酸水素 ナトリウム カルシウム」という表示。

お風呂を堪能した後は、18時からのお勤めへ。お経を唱え、講和を聞き、先祖の供養や願い事をする。神聖で、心やすらぐ時間となった。

お堂のなかは撮影禁止だったが、お堂の中に、川が造られていたり、火がくべられていたり、橋がかかっていたりと、趣向が凝らされていた。たくさんの仏像や仏画も素晴らしく、とても立派なお堂だった。

その後は、19時からお夕食。食堂で、皆一斉にいただく。

こちらが、夕食。お寺だが、エビの天ぷらや刺身もあった。

こちらの箸袋に印刷されている「食前のことば」を、全員で唱和してからいただく。

汁ものは、地元徳島の郷土料理「そば米汁」。プチプチとした歯ざわりが面白い。

夕食後は、お風呂にもう一度入る。お風呂の時間は、夜22時までのみ。翌朝は入れない。

お寺の夜は早いので、早めに床についた。

翌朝。朝食は朝6:30からと早い。こちらが朝食メニュー。きわめてヘルシー。

宿泊客にはお遍路さんも多く、皆さん、朝食後、早々にチェックアウトをしていらっしゃった。

歴史あるお寺で、歴史ある温泉に浸かり、お勤めに参加して静謐なひとときを過ごす。大変貴重な経験をさせていただいた。

素晴らしい施設でした。お世話になりました!

こちらのお寺の公式サイトはこちら。

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