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【温泉】壁湯温泉「旅館 福元屋」(大分県九重町)

今日ご紹介する温泉は、大分県九重町にある壁湯温泉旅館 福元屋」さん。日本秘湯を守る会の会員宿だ。

宝泉寺温泉郷の一角、町田川の渓谷沿いに、天然の岩壁を利用した全国でも珍しい半洞窟の温泉がある。その名も「壁湯温泉」。享保年間に、傷ついた鹿が湯浴みをしているのを猟師が見つけたことが始まりと伝わる。300年以上にわたり湯治客を癒してきた歴史ある名湯だ。

そして、こちらのお宿の最大の魅力は、岩壁に囲まれた半洞窟の混浴露天風呂だ。源泉は約39℃とぬるめで、毎分約1,300リットルもの豊富な湯が岩の隙間から自然に湧き出している。加水・循環をほとんど必要としない新鮮な源泉を、ゆっくりと長湯しながら楽しめることで知られている。

私も今年(2026年)、日帰り入浴でこちらを訪れた。今日はそのときのお話である。

まずは、山道の公共駐車場に車を停めた。

道路から下の方に、お宿の屋根が見えた。

お宿へは、坂を下って行く。

立派な門が見えてきた。

建物は、川のすぐそばにある。

フロントで日帰り入浴をお願いし、入浴料とレンタルバスタオル代を支払う。

館内は古風な雰囲気に整えられている。拍子木が置かれているのが印象的だった。

受付を済ませると、いったん建物の外へ。浴場は川沿いにあり、旅館の建物から階段を下りてゆく。

階段を下りきると、まずは女湯があった。早速、中へ入る。

(※本記事の湯船の写真は、許可をいただいて撮影しました。)

脱衣スペースの先に現れたのは、岩肌むき出しの、野趣あふれる湯船! この秘湯感がたまらない!

浴場は決して広くはないが、屋根と岩壁に囲まれており、外から中が見えることはない。混浴に抵抗のある女性にも、ありがたい造りだ。

女湯を出て、いよいよ、お待ちかねの混浴露天風呂へ。女湯の奥へ進んでいく。

ついに、憧れの半洞窟露天風呂とご対面!

近づいてみると、想像以上の広さに驚いた。

天然の岩壁に囲まれ、まるで洞窟そのもの。すぐ横を清流が流れ、せせらぎだけが静かに響いている。実に野趣あふれる空間だ。

さあ、入ってみよう。露天風呂は混浴だが、女性はバスタオルを巻いて入浴することができる。幸い、このときは先客は誰もいなかった。それでも念のためレンタルしたバスタオルを身に巻き、ゆっくりと湯船へ入った。

お湯は無色透明。泉質は、単純温泉。39度ほどのぬる湯で、長湯にちょうどよい。浴槽の底には大小の石や岩が敷き詰められている。そして、その隙間からは小さな泡がぷくぷくと湧き上がってきた。全国的にも貴重な自噴泉であることを、目の前で実感できた。

ワイルドな岩肌を眺めながら、新鮮な源泉に身を沈め、川のせせらぎに耳を傾ける。ぬる湯ならではの心地よさに包まれ、身体の芯までゆっくりと温まった。

豊かな自然に抱かれ、唯一無二の野趣あふれる洞窟風呂で、極上のぬる湯に身を委ねる…。なんという贅沢だろう。これ以上ない癒しのひとときだった。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらのお宿の公式サイトは、こちら。

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