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【英語】mutatis mutandis

今日ご紹介するビジネス英語は、「mutatis mutandis」。読みは「ムーターティス・ムータンディス」

ラテン語由来の表現であり、英文契約書で時々使われる。「必要な変更を加えたうえで」「適宜読み替えて」といった意味を持つ。

一見。難解なフレーズだが、実務上は非常に実用的だ。「ある条項や規定を、文脈に応じて必要な修正を加えつつ、別の場面にも適用する」という趣旨を示すために使われる。

たとえば、ある契約条項を別の契約にも流用する際に、「当該条項は mutatis mutandis に適用される」といった形で記載されることがある。これは、すべてを書き直す代わりに、必要な読み替えを前提に同じルールを適用するという意味になる。

例文を見てみよう。

“This clause shall apply mutatis mutandis to the subsidiary agreement.”
(本条項は、必要な変更を加えたうえで当該子契約にも適用される。)

“The provisions above apply mutatis mutandis to arbitration proceedings.”
(上記規定は、必要な読み替えを行ったうえで仲裁手続にも適用される。)

このように、細かい条項を省略できるため、非常に便利な表現である。一見すると古典的な法律ラテン語だが、「コピペではなく、必要な調整を前提に再利用する」という合理的な発想を支える実務用語として、今もなお生きている表現である。

ただし、この表現を乱用しすぎると、具体的にどの部分をどのように読み替えるのかが不明確になり、紛争に発展するリスクがある。英文契約実務では「簡潔さ」と「明確性」のバランスが重要になる。

英文契約書の初心者は、無理にこのフレーズを使う必要はないが、意味自体は理解しておくとよいだろう。

ご参考になれば幸いです!

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