【温泉】玉梨温泉 共同浴場(福島県金山町)
今日ご紹介する温泉は、福島県金山町にある玉梨温泉の共同浴場。
玉梨温泉は、奥会津の只見川の支流である、野尻川沿いにある小ぢんまりした温泉地だ。昨日記事にした湯倉温泉共同浴場からほど近く、車で15分ほどの場所にある。

2022年の秋、この場所に共同浴場があると知り、湯倉温泉共同浴場に行った直後に、こちらもハシゴすることにした。
Google Mapを頼りに、車で、ゆっくりと道を確認しながら進む。こちらの民家の近くのはずなのだが。どこだろう・・・。

すると、ちょうど、共同浴場から上がってきた男性がやってきて、ご親切に、道を教えてくれた。川沿いの小径を進むのだという。

これがその小径だ。これは、なかなか見つけにくいわ・・・。

小径を進むと、プレハブのような湯小屋が現れた! 「玉梨温泉共同浴場」の表示があるから、間違いない。いやあ、これは、見つけにくいわ。

こちらが、入り口。本当に営業しているのか? 不安になるほど静まり返っている。

入り口を入ると、無人だった。そして、左右に男女別の入り口がある。料金は中学生以上1回200円、中学生は100円との表示がある。お金を投入して、いざ、浴場へ。

女湯の浴場が、こちら。極めてシンプルな造りだ。3人ほどのサイズの浴槽がひとつだけ。

コンクリートの床が、お湯の成分で茶色や緑色に変色している。芸術的だ。

浴槽の端から、源泉がざばざばと、かけ流しで投入されている。

かなりの湯量だ!

おそるおそる、浸かってみる。温度は、やや熱めだ。お湯の色は、やや赤味を帯びているように見えるが、透明度が高い。金気臭がして、舐めてみると、塩と鉄と出汁の混ざったような、何とも複雑な味がした。そして、炭酸味が感じられた。これは、ユニークで濃厚な源泉だ。体の芯からじわじわと温まり、湯から上がった後も、保温効果が長時間持続した。
こちらが、温泉分析書。源泉名は「玉梨温泉 町営源泉」。泉質は、ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉。泉温は45.9度。湧出量は、毎分219リットル。PH値は6.4。成分総計は4g/kg超え。

山あいの小さな集落の、なかなか見つけにくい場所にある、まるで隠れ家のような簡素な建物。そんな外観からは想像もつかない極上の源泉が、素朴極まりない浴槽に、豊富な湯量でかけ流されている。しかも適温に保たれているのだ。これぞ、奇跡の秘湯だ。いやはや、恐れ入った。
こういう嬉しいサプライズがあるから、秘湯めぐりはやめられない。地元の皆様、この施設を利用させてくださり、本当にありがとうございました!
いいお湯でした。お世話になりました!
こちらの施設についての金山町公式サイトのページは、こちら。
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