【英語】et.al
今日ご紹介するビジネス英語は、「et.al」というフレーズ。読みは「エト・アル」。
日本語に訳すと主に 「その他の人々」 という意味になる。
主にフォーマルな書き言葉として、複数の人の名前を挙げるべきところ、そのすべての人の名前を記載せず、ひとりまたは少数の人の名前のみを挙げ、その他の人々の名前を省略する場合に使われる。
この「et.al」という表現の由来は、ラテン語の 「et alii」 または 「et alia」というフレーズだ。これらを分解してみると、このうち「et」は「~と」という意味であり、「alii」や「alia」は「他の人々」「その他」という意味だ。そこから、「~(人名)とその他の人々」という意味になるのだ。
このように、ラテン語由来の表現ではあるが、ビジネス英語でよく使われている。
(なお、学術用語として共著論文の引用などに使われることもありますが、本記事はビジネス英語の場面を想定しています。)
用例を見てみよう。
"The meeting minutes have been shared with Dr. Smith, Mr. Johnson, et al."
(議事録はスミス博士、ジョンソン氏、その他の方々に共有されています。)
"As indicated in the study conducted by Brown et al., the results show significant improvement in..."
(ブラウン氏らによる研究で示されているように、結果は大幅な改善を示しています。)
"The project proposal was reviewed by Ms. Taylor, Mr. Adams, et al."
(プロジェクト提案書はテイラー氏、アダムス氏、その他の方々によって確認されました。)
本来、複数の人々の名前を列挙すべきところ、全員の名前を個別に挙げるのは煩雑だし、書き手にとっても読み手にとってもタイパが悪い。そんなときに、この「et.al」を使うと、短くまとめられて、とても便利だ。
しかし、注意点もある。
このフレーズを用いる場合には、通常、誰かひとりまたは少数の人の名前を「et.al」の直前に記載する。その際、通常はそのグループの代表格の人の名前を挙げるが、社内政治的に間違った人の名前を挙げてしまうと、気を悪くする人が出るかもしれない。
また、グループの功績をたたえるような文脈においては、この「et.al」を使うと、「その他の人々」として名前を省略された人々のモチベーション低下をもたらすかもしれない。そんなときは、面倒でも、功績のあった全員の名前を、個別に列挙するほうが良い。
そういったことを考慮しながら、「et.al」を上手に活用していただければ幸いだ。
ご参考になれば幸いです!
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