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【温泉】大牧温泉「大牧温泉観光旅館」(富山県南砺市)

今日ご紹介する温泉は、富山県南砺市の大牧温泉「大牧温泉観光旅館」

庄川峡のダム湖畔に位置する、船でしかアクセスできない秘境の一軒宿である。

その起源は古い。平安時代末期に平家の落武者がこの地で湯を見つけたと伝わり、江戸時代以前から湯治場として利用されていたとされる。現在の宿は、1930年の小牧ダム完成により旧温泉地が水没した後、1931年に高台へ移転し再建されたということだ 。

2025年に、こちらのお宿に2食付きで1泊する機会を得た。今日はそのときのお話だ。


船でのアクセス・外観

上述のとおり、こちらのお宿へのアクセスは、船のみである。小牧ダムの湖面を、小牧港から庄川遊覧船で約30分進んだ先にある。

こちらが、小牧港の遊覧船乗り場。

こちらが、時刻表。1日に4便しかない。事前にしっかり旅の計画を立てることが重要になる。

こちらで、チケットを購入。

いよいよ、乗船だ。

船内の座席。でも、殆どの乗客は、景色を見るためにデッキに出ていた。

小牧港からの航海図。大牧温泉まで30分。

エメラルドグリーンの湖面を順調に進む。

曇り空のもと、船上に吹く風が、旅情を深めてくれる。

しばらく進むと、ようやく旅館が姿を現した。船の乗客たちから自然と歓声が上がった。

ついに、到着!

船着き場から、階段を登る。

お宿の入り口。

到着!

館内

館内は昔懐かしい民芸調で、囲炉裏のある空間が、どこか懐かしい。

長い廊下は、ぴかぴかに磨かれている。

両側の壁には、たくさんの色紙が並ぶ。

こちらのお宿は、サスペンスドラマのロケ地によく利用されている。ドラマ出演者の写真付きサイン色紙が、ずらりと並んでいる。

ちなみに、こちらのお宿がロケ地となったサスペンスドラマの一例として、「旅人検視官 道場周作」「上条麗子の事件推理」などがある。

客室

こちらが、今回お世話になった客室。

広縁の窓からは、原生林の緑と川の流れが、目に飛び込んでくる。

まさに、緑の競演。ここでしか出会えない景色だ。

トイレと洗面所も完備されている。

温泉

こちらの温泉は、湖底から湧く源泉を、かけ流しで提供している。複数のお風呂が用意されており、私が利用したのは、大浴場、中浴場、女性露天風呂の3か所。このほかにも、男性専用の露天風呂やテラス風呂もある。

女性露天風呂

まずは、女性専用の露天風呂に行ってみることにした。

一旦、建物の外に出る。

露天風呂。そして更に、奥にもうひとつの露天風呂がある。

こちらが、奥の露天風呂。野趣あふれる岩のお風呂だ。

適温の湯に身を委ね、視界いっぱいに広がる緑を眺める。気持ちよすぎる。あまりの心地よさに、時間がゆるやかに溶けていくようだった。

大浴場

続いて、館内の大浴場へ。

お風呂は、階段を下った先にある。

所々に岩を配置した、広いお風呂。

逆から見ると、こうなる。

歴史を感じられる湯船での湯浴みを、心行くまで楽しんだ。

中浴場

中浴場は、新しくてきれいだった。内湯だが、窓が広くて開放的だ。

どのお風呂のお湯も、柔らかく優しい肌触りだった。また、保温効果も高いと感じた。

温泉分析書

こちらが、温泉分析書。平成13年のものだ。泉質は、ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉

昭和62年の分析表もあった。

食事

夕食

お食事処でいただく夕食。地元の食材をふんだんに使った、豪華なコース料理だった。

朝食

ヘルシーで栄養バランスの良い、和朝食。朝から体が整うようだった。

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何というロケーション、何という贅沢。遊覧船の便数が少なく、アクセスは決して容易ではないが、これほどまでに非日常を味わえる場所はそう多くない。船に乗るところからすでに冒険が始まり、期待感が高まっていく。

日常から切り離された静寂の中、客室からも浴場からも渓谷美を臨みながら、極上の温泉と料理を堪能する。まさに特別な滞在だった。大切な人と、ゆっくりと時間を過ごすために訪れてみる価値のあるお宿だ。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらのお宿の公式サイトは、こちら。

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