見出し画像

【温泉】沓掛温泉「小倉乃湯」(長野県青木村)

今日ご紹介する温泉は、長野県青木村にある沓掛温泉の公衆浴場「小倉乃湯」さん。2022年に、こちらに日帰り入浴に訪れた。

沓掛温泉は、標高1250メートルの夫神岳おかみだけの西麓の標高670メートルの位置にある、山あいの小さな温泉地。あたりは、ひっそりと静まりかえっている。

掲示によると、こちらの温泉は、平安時代国司の滋野親王が眼を患い入湯したところ治ったため、薬師堂を建てて温泉の守護神として崇めた時から開湯されたという。また、温泉裏山の山容が京都の小倉山に似ているところから、京都を偲んで「小倉乃湯」と名付けたという。長い歴史を誇る、由緒ある温泉地だ。

建物のすぐそばには、共同の洗い場もあった。ここで、野菜など色々なものを洗うことができる(有料)。

こちらが、日帰り温泉の入り口。新しくてきれいな建物だ。玄関の唐破風が目を引く。

日帰り入浴料金を支払い、浴場へと進む。

比較的新しいタイル張りの浴場には、以下の写真のような、2つのセクションに分かれた横長の浴槽があった。

写真は、この施設のお隣にある「叶屋旅館」さんのサイトからお借りしました
https://www.kanouya-inn.com/sp/tourist/kutsukake/oguranoyu/oguranoyu.html

湯口からは、無色透明のお湯が、ドバドバと惜しみなくかけ流されている。湯使いは、加水、消毒、循環ろ過なしのかけ流し。加温は冬場のみで、夏場は非加熱とのこと。なんという贅沢な湯使い!

それぞれのセクションに入ってみた。大きい浴槽には、かなりぬるめのお湯。体温くらいの不感温度で、気持ちが良い。小さい浴槽に注がれているのは、あたたかめのお湯で、香しい硫黄臭がする。

これは、温泉マニア垂涎の、極上のお湯だ。あまりの気持ちよさに、目をつぶり、瞑想モードになる。特に、ぬるいほうのお湯に浸かっていると、まるで宙に浮いたようなふわふわとした感覚になり、自分がどこにいるのか分からなくなる。2つのセクションを行き来しながら、じっくりと交互浴を楽しんだ。

温泉分析書(撮影禁止のため写真はなし)によると、源泉は2本。アルカリ性単純温泉の1号泉(泉温35度、pH値9.13)と、アルカリ性単純硫黄泉の3号泉(泉温39.5度、pH値9.45)を使用しているという。

ちなみに、日帰り温泉の料金は、私が訪問した2022年時には大人200円で、本記事執筆時の2025年2月時では大人300円だった。これほどハイクオリティーのお湯に、このようなお安い料金で入らせていただけて、青木村の方々には感謝しかない。この奇跡の湯を、末永く後世に引き継いでいっていただきたいと、心から願う。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらの施設についての青木村役場のサイトはこちら。

私の温泉系の記事へは、以下のリンク集からどうぞ!

いいなと思ったら応援しよう!

サザヱ サポートをいただきましたら、他のnoterさんへのサポートの原資にしたいと思います。

この記事が参加している募集