【英語】due diligence / DD
今日ご紹介するビジネス英語は、「Due diligence」という英語フレーズ。読みは「デュー・ディリジェンス」。
日本人同士の間でも、カタカナで「デュー・ディリジェンス」とか、略して「デュー・ディリ」などと呼ばれている。また、スペルが長いので、「DD」(ディー・ディー)と省略して表記されることもある。
このフレーズの意味は、シンプルに言うと、何かの判断の前に、徹底的に調査や分析を行うことだ。
特に、ビジネス、法律、金融の分野で使用されるが、とりわけ頻繁に使用される場面は、M&Aや投資の意思決定を行うときだ。
M&Aや投資を実行するという意思決定の前に、取引相手や投資対象の企業の状況を確認し、リスクを評価するため、徹底的に調査し分析するというものだ。あえて日本語に訳して、「適正評価手続」などと表現されることもある。
例文を見てみよう。
Due diligence refers to the careful and thorough investigation or evaluation of a potential investment, business deal, or legal matter, ensuring all relevant information is considered.
(デュー・ディリジェンスとは、投資、ビジネス取引、法的事項などの潜在的な対象について慎重かつ徹底的に調査や評価を行い、すべての関連情報を検討することを指します。)
"Before finalizing the acquisition, the team conducted due diligence to assess the company's financial health and legal compliance."
(買収を最終決定する前に、チームは対象企業の財務状況と法的コンプライアンスを評価するためにデュー・ディリジェンスを実施しました。)
"Investors are advised to perform due diligence on the market potential and risks of the project before committing funds."
(投資家は、資金を投入する前にプロジェクトの市場可能性とリスクについてデュー・ディリジェンスを行うことが推奨されます。)
以上のように、この「due diligence」というフレーズは、M&Aや投資判断、法務・コンプライアンス調査の場面で用いられる。
ちなみに、もっとカジュアルな日常英会話として、パーソナルな場面で用いられることもある。たとえば、友人同士の会話では、「転職を決める前に、転職先企業について、思い違いがないかよく調べたほうが良いよ」という文脈でも、このフレーズが使われる。
"Before signing the offer letter for your new job, it’s important to conduct thorough due diligence."
(転職のオファーレターにサインする前には、しっかりデュー・ディリをした方がいいよ。)
実は、私たちは、進学、就職、転職、結婚、離婚、住まいの選択など、個人の人生における選択のあらゆる場面において、知らず知らずのうちに、ある程度の「デュー・ディリ」をしているのだろう。
勉強する学校や学部の選択や、結婚相手の選択などは、人生に影響を及ぼす重大な判断だ。だから、そういった決断の前には、徹底的に「デュー・ディリ」をするのだ、という意識を持っておくのがよいかもしれない。
ご参考になれば幸いです!
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