見出し画像

【温泉】藤七温泉「彩雲荘」(岩手県八幡平市)

今日ご紹介する温泉は、岩手県の八幡平市にある秘湯の一軒宿、藤七温泉彩雲荘」さん。

八幡平の標高約1,400メートルに佇む、東北最高所の温泉宿。眼前には雄大な岩手山が広がる。名物は、湯床から温泉が湧き出す野趣あふれる露天風呂。乳白色の硫黄泉に浸かりながら、自然と一体になった湯浴みを楽しめるとして、温泉マニアの間では有名なお宿だ。

2025年に、こちらのお宿に2食つきで1泊したときのお話だ。


外観

まずは、お宿の全景から。

次の写真は「旅東北」さんのサイトからお借りしたものだ。雄大な自然に抱かれた秘湯の一軒宿だ。写真手前側には、野趣あふれるたくさんの露天風呂が造られていることが分かる。

次は、「観光経済新聞」さんの記事からお借りした写真。露天風呂から湯気が湧く様子が、何ともダイナミックだ。

私がこちらを訪問したのは、初夏のことだ。道路わきには、まだまだ残雪が残っていた。

こちらが、お宿の外観。

入り口。山小屋のような風情だ。

館内

館内も、山小屋のように素朴だが、あたたかみのある佇まいだ。

客室

こちらが、私のお世話になった客室。簡素だが、とても居心地の良い空間だ。

白と黒の猫ちゃんの形をしたクッションが置かれていた。

ちょうど良いサイズの手提げカゴもあった。細やかな配慮が嬉しい。

温泉

こちらのお宿には、たくさんのお風呂がある。お宿の見取り図を見ていただくと、わかりやすい。

公式サイトより

まず、本館の向かって右側に湯屋があり、男女別の内湯がある。そこから、名物の露天風呂エリア(図面右側)へと歩いてアクセスすることができる。

この露天風呂エリアには、野趣あふれる5つの混浴露天風呂と、目隠しを設置された女性専用の露天風呂がある。混浴エリアでは、女性は湯浴み着を着用して入浴できるが、女性専用の時間帯も設けられている。

このほか、メインの建物の反対側(図面左側)には、宿泊者専用の男女別露天風呂がある。

まずは、内湯と露天風呂エリアに行ってみることにした。

こちらが、入り口。

まずは、内湯入り口に到着。何やら目をひくモニュメントが置かれていた・・・。

女湯ののれんをくぐると、その先は、脱衣所と内湯だった。

男女別内湯(女湯)

内湯には、木造の簡素な建屋に、広々とした湯船に、白濁したお湯がなみなみと注がれていた。

写真は公式サイトより借用しました

早速、浸かってみた。こってりとした乳白色。湯の華が舞っている。しっかりとした硫黄の香り。体が芯から温まるのを感じた。

十分に体を温めてから、湯浴み着をまとって、露天エリアに出てみることにした。この内湯のドアから、露天風呂エリアに直接出ることができるのだ。

混浴露天風呂

露天エリアに出てみると、その雄大さに度肝を抜かれた。残雪の残る広大な山裾に、白濁した露天風呂がいくつも広がっている。あまりに広いので、風呂というよりは、プールのようだ。いくつもの区画に、たくさんのお客さんが、気持ちよさそうに湯浴みをしていた。まさに、桃源郷・・・!

撮影禁止のため、以下、ネットからお借りした写真でイメージをお伝えしてみたい。

お宿の公式インスタグラムよりお借りしました

なお、秋には次のような風景になるらしい。

「ことりっぷ」さんのサイトからお借りしました

以下は、お宿の公式サイトの写真。

公式サイトより
同上
同上

裸の男性が多かったが、お湯が白濁しているうえ、湯浴み着OKのため、お湯に入ってしまえば、さほど恥ずかしくもなかった。周りには常連の方が多く、温泉マニアの男性たちと楽しくお話をさせていただいた。

お湯は、外気にさらされているため、内湯よりはぬるかったが、十分温まることができた。また、場所によっては、足元の地面からお湯が湧いているのを感じることができた。

なお、混浴露天風呂には、女性専用時間帯もある。実際、女性専用の時間帯には、多くの女性客でにぎわっていた。

女性専用露天風呂

露天エリアの一番奥まで歩いて行くと、高い目隠しを設置された女性専用の露天風呂があった。湯船はそこそこ広く、目隠しを背にして入浴すると、目の前には山肌が広がっており、なかなかの開放感だった。また、足元から湧き上がるお湯も、はっきりと感じられた。混浴が苦手な女性は、ここだけでも十分にこの露天風呂の素晴らしさが楽しめると思う。

野趣あふれる複数の露天風呂を行きつ戻りつして楽しんでいると、次第に、体が少しずつだるくなってきた。景色が良いのでついつい長湯をしてしまい、湯疲れしてしまったようだ。湯浴みを一旦終え、転倒しないよう気を浸けながら、脱衣所に戻った。

部屋に帰る前に、こちらの洗濯機で、濡れた湯浴み着を脱水した。

宿泊者専用露天風呂

そして、宿泊者専用露天風呂にも行ってみた。男女別なので裸でゆったりと入れるし、宿泊者専用なので安心感があった。あいにく私が行った時間帯は曇りで、景色は楽しめなかったのだが、晴れていると絶景が楽しめるようだ。

公式サイトよりお借りしました

温泉分析書

こちらが、温泉分析書。泉質は、単純硫黄泉(硫化水素型)。源泉温度は87℃と高温で、pH値は約3.7。

食事

こちらでは、夕食、朝食ともにバイキング形式で提供される。口コミの評価が良かったため、とても楽しみにしていた。

夕食

夕食は、地元の食材を生かした和食のバイキング。お座敷の大広間でいただく。自由席だった。

山菜の煮物や天ぷら、川魚料理など、素朴なお料理がたくさん並べられていた。川魚の丸焼きはヤマメで、ひとり1本だった。名物のきりたんぽ鍋(写真左上)もあった。お味はどこか懐かしく優しい味付けで、とても美味しかった。

朝食

朝食も同じ場所で、バイキング形式だった。お料理は、素朴でヘルシーで、体が喜ぶものばかりだった。特に、ひめたけを具材に使ったお味噌汁が、とても美味しかった。

**********

こちらのお宿のスタッフの方々はとてもフレンドリーで、初めてひとりで訪れた私にも、いつも親切に声をかけてくださり、何かと気にかけてくれた。

常連客も多く、お風呂でも食事でも、いつも笑い声で賑わっていた。この宿が多くの人に愛されていることがよく分かった。

この地域は豪雪地帯のため、冬の間は宿は休業する。雪の影響は大きく、建物や設備の傷みも早いため、毎年のメンテナンスには大変な苦労があるのだそうだ。

維持管理はとても大変だと思うが、このような素晴らしいお宿には、ぜひこれからも長く営業を続けてほしいと願わずにはいられない。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらのお宿の公式サイトは、こちら。

私の温泉系記事へは、以下のリンク集からどうぞ!

いいなと思ったら応援しよう!

サザヱ サポートをいただきましたら、他のnoterさんへのサポートの原資にしたいと思います。

この記事が参加している募集