【英語】holding statement
今日ご紹介するビジネス英語は、「holding statement」というフレーズ。読みは「ホールディング・ステートメント」。
この「holding statement」とは、読み手に対し、情報提供を留保するという内容を伝えるステートメント(通知や声明)のことを指す。
例文を見てみよう。
"We need to draft a holding statement to address the media inquiries until we have all the facts."
(すべての事実を確認するまで、メディアからの問い合わせに対応するための暫定的な声明を作成する必要があります。)
"We don’t have all the details yet, but let's write a quick holding statement to keep everyone in the loop for now."
(まだ詳細はわかりませんが、とりあえずみんなに状況を共有するための簡単な暫定コメントを出しましょう。)
ビジネスにおいて、「holding statement」が使われる場面は、様々だ。典型的なのは、意思決定や情報公開が遅れそうな場合や、予定されていた締め切りに合わない場合などだ。本来であれば、既に回答や情報提供ができているはずであるところ、何らかの理由でそれが遅れており、現在も継続して検討中であることを、関係者に伝えるのだ。
それでは、「holding statement」とは、実際にはどんなものなのだろうか。その例も見てみよう。
例1:プロジェクト遅延の通知
"We appreciate your patience as we finalize the details of the project. A comprehensive update will be provided by next Friday."
(プロジェクトAの詳細確定までお待ちいただき、ありがとうございます。全面的な更新情報は次の金曜日までにお届けいたします。)
例2:意思決定を保留する通知
"This matter is currently under review, and we will provide a definitive response by the end of the month."
(本件は現在審査中です。月末までに最終的な回答をお届けいたします。)
例3:情報待ちであることの状況説明
"We are awaiting additional data from the supplier to address your inquiry. Once received, we will provide a detailed response promptly."
(お問い合わせに対応するため、現在サプライヤーからの追加情報を待っております。情報が届き次第、迅速に詳細な回答をお届けいたします。)
以上の例のように、「holding statement」の内容は、遅延の理由や、今後の見通し、とりわけ更なる情報の公開が可能なタイミングを含むことが多い。
こういった「holding statement」を出すことにより、読み手の不安を軽減させ、誠実さを示すことができる。予定していた迅速な対応ができない場合に、可能な範囲で状況を明確に伝えることで、多少情報提供が遅れても、相手方との信頼関係を維持する効果がある。
円滑な業務遂行や、ステークホルダーとの良好な関係の維持のため、「holding statement」を活用していただければと思う。
ご参考になれば幸いです!
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