【グルメ】「淡路屋」ひっぱりだこ飯(神戸市)
今日ご紹介するグルメは、兵庫県は神戸市の「淡路屋」さんによる駅弁「ひっぱりだこ飯」。
淡路屋さんは、明治36年創業という、神戸の老舗の弁当店。この「ひっぱりだこ飯」は、平成10(1998)年の明石海峡大橋開通を記念して、山陽新幹線の西明石駅の駅弁として販売が開始されたという。
明石海峡付近で獲れる明石蛸を使った弁当で「明石名物」として販売されている。容器に使われている茶色の陶器は、蛸漁に使用する蛸壺をイメージしたものだという。とてもユニークだ。
蛸壺の陶器には、みっちりと中身が詰められている。

陶器の側面。「明石名物 ひっぱりだこ飯」という文字と、かわいい蛸の絵があしらわれている。

反対側には、「淡路屋」さんの文字と、明石海峡大橋開通記念の文字。

深めの容器の下部には、炊き込みご飯が入っており、その上に、たくさんの具が載っている。メインの蛸のうま煮は、圧倒的な存在感がある。そのほかの具は、菜の花、たけのこ、しいたけ、錦糸卵、山菜、刻み穴子。なんとも豪華で、どれも良いお味。醤油味の炊き込みご飯も、とても上品で美味しい。
炊き込みご飯をどんどん食べ進めると、壺の底のあたりに、何かが埋まっているのに気付いた。掘り出すと、小さく丸い、蛸のさつま揚げが出てきた。嬉しいサプライズに、思わずニヤリとした。
陶器の容器は、もちろん、捨てずに持ち帰った。我が家では、台所で、スティック型のほんだしを格納している。電子レンジ対応可なので、料理にも使えるという。
ところで、2022年に、当時の明石市長であった泉房穂氏が、「ひっぱりだこ飯」の容器の利用方法について、「X」上でアイデアを募集したという。すると、とてもたくさんの反響があった。プリンの容器、鉢植え、ペン立て、金魚の家、などなど。その用途は無限大だ。
グルメとして楽しめるだけでなく、蛸壺の容器を再利用しながら、思い出を楽しむこともできる、よく考えられた、素晴らしい逸品だ。兵庫県方面に行ったら、きっとまた買ってしまいそうだ。
美味しかった。ごちそうさまでした!
「ひっぱりだこ飯」についての淡路屋さんの公式サイトは、こちら。
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