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【英語】EBITDA

今日ご紹介するビジネス英語は、英略語「EBITDA」

読みは、「イービット・ディー・エー」「イービッタ」「エビーダ」などと発音する。

この「EBITDA」とは、「Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation, and Amortization」の略語で、以下の単語の頭文字をつなげたものだ。

Earnings(利益)
Before(前)
Interest(利息)
Taxes(税金)
Depreciation(減価償却費)※有形固定資産(建物や設備など)
Amortization(償却費)※無形固定資産(ソフトウェアや「のれん」など)

日本語に訳すと、「借入金利、税金、減価償却費を差し引く前の利益」という意味になる。

この「EBITDA」は、企業の業績を評価するための財務指標のひとつだ。とりわけ、企業の本業の収益力を示す指標として、よく使用されている。

企業の業績を分析する際には、まずは純利益(事業活動で得られた利益からすべての経費や税金を引いた金額)を指標にしたいところだ。しかし、純利益からは、借入金利、税金、減価償却費が差し引かれている。

そして、これらの借入金利、税率、減価償却費の扱いは、企業によって異なる。そのため、それらの要因を利益から除外することで、純粋に本業の稼ぐ力を評価できるようになる。企業間や多国間の間での収益力の比較もしやすくなる。

この点、パーソルキャリア社の転職サイト「doda」さんのページに、とてもわかりやすい図があった。

転職サイト「doda」さんのページよりお借りしました
https://doda.jp/companyinfo/contents/finance/015.html

財務や経営企画等のお仕事をされている方にとっては、これらは当然の知識かもしれない。しかし、それ以外の部署の方であっても、会社の業績発表などで「EBITDA」という単語を耳にすることもあるだろう。

例えば、こういった具合だ。

EBITDA has steadily increased over the past three years, with significant contributions from new business ventures.
EBITDAは過去3年間で着実に増加しており、特に新規事業の収益が大きく貢献しています。)

The decline in EBITDA compared to last year is due to rising material costs.
EBITDAが前年より減少している理由は、原材料費の高騰によるものです。)

なお、EBITDAと似たものに、「EBIT」「イービッド」「エビット」)と呼ばれる指標もある。これは「Earnings Before Interest and Taxes」の略称だ。「EBITDA」との違いは、利益から減価償却費Depreciation(減価償却費)とAmortization(償却費))を控除しないことだ。

「EBIT」が有効なのは、大きな固定資産を持たない企業、たとえば、創業間もない企業や、成熟産業で設備投資がほとんど不要な企業の評価をする場面においてだ。他方で、設備投資に積極的であり、減価償却費が利益を大きく押し下げる大企業では、「EBITDA」が有効だ。そのほかにも、会計基準が異なる海外企業と国内企業の比較や、異なる業種間の比較においても、「EBITDA」のほうが使い勝手が良い。

企業にお勤めの方にとっては、今、こういった単語に接することがなかったとしても、将来、経営に近いポジションに就くと、かなりの頻度で目にするることになるだろう。知っておいて損はない知識だ。

ご参考になれば幸いです!

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