【英語】capacity と capability
今日ご紹介する英語は、2つの英単語 "capacity" (「キャパシティ」)と "capability" (「ケイパビリティ」)。
この2つの単語は、どちらも「能力」を表す単語だ。いずれも、ビジネスにおいて頻繁に使われる。
しかし、この2つの単語には、微妙に異なるニュアンスがある。上手に使い分けられるように、その違いを押さえておこう。
1. Capacity
まずは、"capacity" (「キャパシティ」)から見てみよう。
この単語は、「収容力」や「容量」といった物理的・数量的な意味合いを持ち、「どれだけの量を受け入れることができるか」を表すときに使われる。
日本語でのやり取りにおいても、「キャパシティ」や、それを短くした「キャパ」などの表現を、カタカナを用いて使うことも多い。耳なじみのある方も多いだろう。
例文を見てみよう。
"Our manufacturing plant has the capacity to produce 10,000 units per day."
(私たちの製造工場は1日に1万ユニットを生産する能力があります。)
We need to increase our storage capacity to accommodate the growing inventory."
(増加する在庫に対応するために、私たちは収納能力を増やす必要があります。)
The conference room has a capacity of 200 people."
(その会議室は200人の収容力があります。)
2. Capability
次に、"capability" (「ケイパビリティ」)を見てみよう。
ここでは、形容詞 "capable" (「ケイパブル」)の意味を考えると分かりやすい。"capable" は、「(何かを可能にする)潜在能力や才能がある」というニュアンスを持つ。以下のような例文が分かりやすいだろう。
"He is capable as a team leader"
(彼は、チームリーダーとして有能だ。)
そして、この "capable" を名詞にした "capability" は、「(具体的な知識やスキル、潜在能力などに基づいて)何らかの役割を果たす能力」というニュアンスを持つ。
例文を見てみよう。
"Our team has the capability to handle complex technical projects."
(私たちのチームは複雑な技術プロジェクトを処理する能力があります。)
"The new software enhances our capability to analyze large datasets."
(新しいソフトウェアは、大規模なデータセットを分析する能力を向上させます。)
外資系企業においては、人事マターとして、従業員の能力開発の文脈でこの "capability" を使うことが多い。
例えば、"capability building" (「ケイパビリティ・ビルディング」)というフレーズは、特定のスキルや知識、能力を向上させるための能力開発の取り組みやプロセスを意味する。
"Our company focuses on capability building to ensure our employees are equipped with the latest skills and knowledge"
(私たちの会社は、従業員が最新のスキルと知識を身につけることができるよう、能力開発に力を入れています。)
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以上から、これらの単語の違いを明確にイメージするためには、"capacity" は物理的・数量的な能力を、"capability" は技術的・スキル的な能力を表す、と覚えておくとよいかもしれない。
ご参考になれば幸いです!
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