【温泉】筌の口温泉「炭酸温泉 山里の湯」(大分県九重町)
今日ご紹介する温泉は、大分県九重町にある筌の口温泉「炭酸温泉 山里の湯」さん。
筌の口温泉は、小さな山里にある、歴史ある小さな温泉地だ。こちらの「山里の湯」は、昨日記事にした「旅館 新清館」から、わずか600メートルほどの場所にある。
この「山里の湯」が誇るのは、全国でも屈指の泡付きといわれる炭酸泉だ。しかも、源泉かけ流し。温泉愛好家の評価も高い。
私は今年(2026年)、日帰り入浴でこちらを訪れる機会を得た。今日はそのときのお話だ。
こちらが、施設の外観。建物の前には、駐車場スペースもあった。

施設内には、男女別の内湯と有料の貸切家族風呂があり、自炊可能な宿泊施設もあるという。
こちらが、男女別内湯のある湯屋。右のドアから、女湯へと入る。

中に入ると、シンプルな脱衣所。その先に、シンプルな浴場があった。

https://www.88onsen.com/spot/detail/hid/61
浴場には、ゆったりとした浴槽があり、中央の仕切りによって大浴槽と小浴槽の二つに区切られていた。
まずは大浴槽へ。お湯は、やや緑がかった薄茶色。入ってみると、ひやっとした。でも、その場に少しじっとしていると、すぐに慣れてきた。
その後、小浴槽へ。こちらには、源泉がパイプから投入されていた。さきほどの大浴槽よりも、温度が少しだけ温かい。源泉投入口から投入されるお湯を舐めてみると、金気臭と炭酸味がしっかりと感じられた。
小浴槽に身体を沈めると、なんと、これはすごい!
銀色の泡が、次々と肌にまとわりついてきた。あっという間に、全身が泡の粒でびっしりと覆われた。なんという強烈な泡付きだろう! 肌を撫でる無数の泡が、実に心地よい。
毎秒毎秒、泡の数がどんどん増えていく。泡の動きを、つい、ずっと見つめてしまう。まったく飽きない。ただただ、時間が溶けていく……。
この日は幸運にも独泉。ぬる湯と温かめのお湯を何度も行き来しながら、交互浴を心ゆくまで楽しむことができた。
温泉分析書によると、泉質は、含二酸化炭素―ナトリウム・マグネシウム・カルシウム―炭酸水素塩泉。
全身を包み込む無数の泡は、一度体験したら忘れられない。自然が生み出した炭酸泉の不思議と奥深さを、全身で堪能することができた、素晴らしいひとときだった。
「新清館」の黄金色の名湯とはまた違った魅力を持つ、筌の口温泉のもう一つの名湯だ。筌の口温泉を訪れるなら、ぜひ両方のお湯を入り比べていただきたい。それぞれに異なる個性があり、どちらも忘れがたい名湯だった。
いいお湯でした。お世話になりました!
こちらの施設についての「九州八十八湯めぐり」さんのサイトはこちら。
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