50代、何も増やさなくても潤いはあった
数ヶ月前まで、断捨離に集中していました。
その間も、実家の通院の付き添いや手続きなどを並行して進める毎日。
部屋は少しずつスッキリしていったけれど、それに比例するように体調は崩れがちでした。
ものを減らした分、花や観葉植物を飾って潤いのある部屋にしたい。
そんな気持ちはあったものの、気力がついていかず、部屋は今もシンプルなままです。
今日は湿気の多い曇り空。
昼間からエアコンの効いた自室で過ごし、掃き出し窓から何気なく外を眺めていました。
目に入ったのは、外に置いてある鉢植えのアボカドとキーツマンゴー。
風に揺れる葉を見ているだけで、不思議と気持ちが落ち着きました。
「家の中にいながら、緑を楽しめるんだ。」
そんな小さな発見が、今日はとても嬉しく感じました。
以前の私なら、「観葉植物を買って部屋をもっと素敵にしたい」と思っていたはずです。
でも今は、体調が安定するまでは無理をしないことを優先したい。
植物が増えれば、水やりや植え替えなど、ほんの少しでもやることが増えます。
今の私には、その手間さえ負担になる日があります。
だから、しばらくはこのままでいい。
窓の外にあるアボカドとキーツマンゴーの葉を眺めながら、季節や風を感じられれば、それだけで十分なのかもしれません。
断捨離をすると、「何か新しいものを足したくなる」とよく言われます。
でも、暮らしに潤いを与えてくれるものは、必ずしも新しく買うものではありませんでした。
今ある景色に目を向けること。
それだけでも、心は少し満たされる。
そんなことを感じた、静かな午後でした。
※窓の外の緑は、左がアボカド、右がキーツマンゴー。どちらも食べたあとの種を夫が植えて育てたものです。「何か新しいものを買わなくても、暮らしは潤うんだな」と教えてくれる、小さな存在です。
