見出し画像

銀河企画のロゴを頑張って説明する

三色はゲーム・出版・研究である

 銀河企画のロゴは、私たちの事業そのものを、できるだけ単純な図形の中に込めたいという考えから生まれました。外側には背景の青、そのなかには大きな三角形があり、内部が赤と黄の領域に分かれています。
 背景の青色は、宇宙とゲーム応用の場を表しています。銀河企画という名前にある「銀河」の広がりとゲームが持つ世界生成の力を、この青に重ねています。
 内部の黄色研究を意味します。研究は一つに固定された営みではなく、基礎的な探究と実用的な展開の両方を含みます。そのため黄色は二つの領域として現れます。
 中央の赤色は、それらを外へ届け、言葉やかたちにして社会へ接続する出版の役割を担っています。ここで言う出版は、書籍という外形にとどまらず成果を発表する行為全般を意味します。研究開発の成果を出版によって共有し、さらにゲームという応用へ開いていく。その循環を、この分割は示しています。

 また、この図形は「黄金比」の均衡を持っています。黄金比は、自然や建築、古典的な造形にも見られる比であり、調和と緊張を併せ持つものとして、このロゴの印象を支える要素になっています。それを以下で説明します。

銀河企画のロゴ 頂点に記号入り

分割の特徴はフラクタルと黄金比である

 この図形の特徴は、単なる三分割ではなく、相似合同の関係と黄金比を意図して組み込んでいる点にあります。
 外側の大三角形を △ABC、内部の分割点を D, E とすると、このロゴは

△ABC∼△BCD≅△BDE (「∼」は相似、「≅」は合同)

という相似・合同の連なりになるように設計しています。つまり、全体と似た性質をもつ部分が内部に現れる自己相似的な「フラクタル構造」を持っているのです。
 これは、ゲーム開発・出版・研究という三つの仕事が、別々に並んでいるのではなく、同じ創造原理から展開しているという私たちの感覚に対応しています。
 特に、研究と出版は異なる営みでありながら、同じ強度と緊張感をもって支え合う。その均衡が、この配置の中に表れています。

 また、このロゴに現れる三角形はフラクタル構造の性質から各所に「黄金比」が現れます。
 黄金比φは

φ = (1+√5) / 2​​ = 1.618…

で表され、自然物や建築、古典的な造形の中にも見られる比です。
 ヒマワリの種の並びや松ぼっくりの螺旋、パルテノン神殿やダヴィンチの人体図、などが有名です。
 この図形でも、要所が黄金比を満たしていて、

φ = (AB / BC) = (BC / CD) = (BD / DE) = (BE / EA)

という関係が成り立ちます。お見事。特に △ABC, △BCD, △BDE は「黄金三角形」と呼ばれます。
 これは、合理性と優美性が両立する形として、このロゴの印象を支える要素であると言えます。

 このロゴは、会社設立時に私(柴崎銀河)が考えたものです。会社の看板であると同時に、思考の縮図でもあります。銀河企画のロゴには、探究し、編纂し、応用するという三つのムーヴメントを一つの図形として定着させたい、という意思を込めています。
 シンプルでありながら、見るたびに少しずつ新しい意味が醸し出されていく。そのような印として、このロゴを育てていきたいと考えています。


*銀河企画のロゴ:登録商標 第6202513号


いいなと思ったら応援しよう!