大学生時代/発作は恥
大学時代になると、友人の家に泊まることがあった。
そんな時にも喘息の発作は起こった。
僕は、発作を悟られまいとして、呼吸音を我慢した。
夜が明けて友人がご飯の用意をしてくれたが、苦しくて食べられない。
それでも、友人には喘息のことを隠して耐えていた。
治ったはずの喘息。
再発してしまったことを認めたくなかったのだろうか?
再発してしまった自分を恥じていたのだろうか?
携帯用の吸入器をもらったのは、小学校高学年だった。
しかし、大学時代になると、大変なことになった。
この時期の吸入器の心理としては、「誰にも発作を知られたくない」
という気持ちが大きかった。
喘息の発作が起こると、こっそり吸入し、ますます悪化するということを繰り返していた。
発作を起こして自宅で苦しんでいる時、友人が訪ねてきた。
具合が悪いのに、なぜか追い返すことが出来なかった。
喘息だなんて言えないという思いから、風邪だなどのウソさえつけなかった。
友達との会話は苦しい。
ほとんど息を止めている。
失禁を我慢するが、時どき漏らしてしまう。
いよいよ、苦しくなると、台所に移動して、こっそり吸入する。
効果が長続きしない。
居間に戻って話を続けるが、
また同じことの繰り返し・・・
大学時代の発作は、
・19歳(大学1年生)の時
彼女が泊まりに来た夜
・20歳(大学2年生)の時
後輩が訪ねて来た昼下がり
・21歳(大学3年生)の時
同級生カップルの家に泊まった夜
Please return to…
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