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くみちゃんとようこちゃん



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くみちゃん

プレゼント

タウン誌を通じて知り合ったくみちゃん。
クリーニングの工場で働いている背の高い女の子だった。
僕より三歳年下で、
・・・再婚するなら、この子かな
と漠然と思っていた。
ある日くみちゃんが、男性用のフレグランスをプレゼントしてくれて、
「これ、使うとイイよ」
と言っいた。
僕の体臭を迷惑そうに言わなかった女の子は、
後にも先にもくみちゃんただ一人です。
気遣いの細やかな女の子だったのですね。

思い出は、エリック・サティ

そんなくみちゃんとの思い出は、
エリック・サティ「Ju Te Veux(ジュ・トゥ・ヴ:あなたが欲しい)」に合わせて踊ったことでです。
踊ったと言うより、ただ抱き合って体を揺らしていただけだったけどね。


思い出は、「魔女の宅急便」


※リンクは後日

ようこちゃん

「あっしーくん」

くみちゃんとの付き合いにほぼ並行して付き合っていたのが、ようこちゃんです。
付き合うと言っても、その当時は恋愛対象としてはくみちゃんだったわけですから、ようこちゃんは「友達」に過ぎません。
くみちゃんと同じくタウン誌を通じて知り合った。
その当時は「あっしーくん」という言葉は無かったと記憶していますが、
僕はようこちゃんのあっしーくんだった。
ようこちゃんは、東武宇都宮駅の西の宇都宮女子高校の近くに住んでいた。JR宇都宮駅からようこちゃんの家の近くまではバスがあるのに、
ようこちゃんは、わざわざ僕を呼び出して家まで送らせてた。
ようこちゃんは女王様のように威張っていたわけではない。
また、僕もようこちゃんに下心があったわけでもない。
でもどういうわけか、僕がようこちゃんを家まで送ってあげる
「あっしーくん」
としての付き合いが続いてた。

夜の公園で

一度だけ夜の公園で話し込んだことがあった。
僕にその気があれば雰囲気作りをして、キスするような場面だったのでしょうけれど、缶ジュースを飲みながら自転車をだらだら乗り回す少年が何人かいて、雰囲気作りどころではなかったです。
そもそも僕は、ようこちゃんにその気が無かったのだし。
「あいつら、シンナー吸ってやがる」
とようこちゃんが言った。
缶ジュースを飲みながら自転車をだらだら乗り回す少年は、どうやらシンナーを吸っていたらしいです。
空き缶にシンナーを入れて、缶ジュースを飲むような仕草でシンナーを吸うということらしいです。


転勤

その後、東京に転勤になり、くみちゃんとようこちゃんとは
お別れになった。
しかし、ようこちゃんと思いがけない再会を果たす。



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