見出し画像

私音学史【奏器】ボレロとファルスの出逢い

ボレロといえば3/4拍子に同じリズムにハーモニー、そしてAパターンのメロディーとBパターンのメロディーがあり、トロンボーンに関しては難易度の高いソロがあることで有名な曲
注意:この記事は2025年7月時点での音楽業界と政治業界に関して主観で考察してみた。
決して業界批判ではありませんよ。
文中に出てくる統計等の数字はChatGPTに聞きました。


はじめに

昨今SNSが盛んになり、音楽業界も政治に関しても様々な情報がスマートフォン一つで手に入る。
そんな中、音楽業界でも政治の世界にも光と闇が存在していると思う
私が感じた音楽業界の実態と政治の世界の共通点を上げながら主観的に話をしていきたいと思う。
(中には都市伝説っぽいところもあるかもね)

プロの音楽家と政治家

音楽業界も政治家も意外なことに特別な資格はいらないことが共通点。
例えば、音楽業界であれば中学生でジャズトロンボーンでプロになった方や高校生で歌姫になった方、普通大学を卒業して海外のオーケストラ主席奏者になった方など、ある意味学歴不問でプロになれる業界。
もちろん、保育園とかで働く場合とかは教員免許が必要だし、音楽療法士は資格が必要だけどね。
レッスンの業界に関しても、例えばバイオリン専攻で音楽大学を卒業した人がビオラを教えていたり、ギターと一言で言ってもアコースティックギター、クラシックギター、エレキギター等あり、どれが専門でも無資格で教えることができる。音楽教室で教えることも出来るし個人でのレッスンも。
管楽器も同様に、サックス専攻の人がクラリネットやフルートを演奏や教えていたり、トランペット専攻の人がホルンやトロンボーンを…という風に、専門的に習ってこなくても教えることで対価を得ることができる時代。
例えば、吹奏楽部に入って1年目なんて、先輩から「タダ」で教えてもらえるわけ。だから、これから楽器を始めようとする人に対しては、技術面よりも初歩的な音の出し方や運指、音階なんてのを教えるだけでも半年くらいはかかるわけ。とりあえずでも音楽大学で何かしらの楽器を専攻していれば、同系列の楽器を教えることが可能になっている時代ってことだね。
これは教える側にとってはとても有利なこと。
今や特にクラシック業界、吹奏楽業界の人離れが進んでいるから、顧客の取り合いになるんだろうね。
逆に言えば、これから楽器を始めたい人は、色々と情報を集めたうえで習う先生を選ぶ必要性があり、その範囲が広くなりすぎているということ。
また、レッスン代はもちろんサービスの内容も様々。
知らないで入会すると後で後悔する、なんてこともね…。
特に「楽器無料進呈」とか「今だけ入会金無料」は気を付けたほうが良い類。
楽器は貰えても粗悪なもので結局は一部のパーツを買い替えなければならなかったり、レッスンを受ける期間の指定があったり。
ホームページには入会金の表示があっても、実際にレッスンを受けたときに「今だけキャンペーンで…」はセールスのよくあるパターン。実は年中行われているキャンペーンだったりする。
あ、ちょっと話がずれてしまった…。

どうやったら政治家になれるのかと言えば、こちらも学歴不問だし特別な資格も不要。
議員の中には優秀な学歴を持っている人もいたり、元弁護士等の士業に就いていた人だったり、元公務員だったりとか、てっきり4年生大学卒業してないととか、公務員試験に合格しないと…と思っちゃうよね。
でも、過去には中卒で議員になった方や、芸能界から出馬して政治家になった人もいるようですね。
年齢制限は衆議院議員が満25歳から、参議院議員が満30歳から立候補が可能になっている。
年齢制限があるという点では音楽業界とは少し異なるね。
選挙で一定数の割合の得票率が得られれば当選し政治家の誕生ってことだね。(大体、日本の人口の9%くらいの人の得票があれば確実らしいよ)
それでも「今の政治を見直したい!」と思っているそこのあなた!学歴不問で、25歳または30歳以上でしたら立候補可能ですよ。
そして「政治家」と「政治活動を行う」は別物。
政治家と呼ばれる人たちは前述のように選挙によって選ばれた人のこと。
政治活動は支持する政党の応援をしたりしている活動って感じだったかな。
法人化して政治団体を作ることも…ちょっとうろ覚え(この辺りは専門家の人に譲るとして…)。
過去には支持する出馬者のいる地域に集団で住所を移した…とか。
プロの音楽家と同義なのが選挙で当選した議員とすれば、その他の「自称プロの音楽家」は「政治活動を行っている人」と同義かな?(ちょっと違うか)
どちらにしても「自称」で音楽家にもなれるし、悪い言葉でいえば政治をしなくても立候補はできる、という点は似ているかな。
勿論、それまでの個人の努力を否定をするわけではないよ。

楽器学費と供託金

まず政治家の世界。
選挙に立候補するには「供託金」と選挙活動費が必要。
供託金は、衆議院小選挙区で300万円、参議院比例代表だと600万円、市議会議員選挙が30万円、都道府県知事選挙が300万円。
選挙活動費は活動内容や事務所の場所(家賃)やスタッフ(人件費)などによって異なってくる。
供託金は落選すると没収される。
(没収された分はどこに流れているんだろ?)
ここまでの話からすると30歳くらいで300万円も持っていれば立候補できそうな感じだね。
選挙活動でいくら費用がかかるかは立候補者の腕次第なんだろうけど。

さて、音楽業界に従事する人からすると「300万円」で政治家になれる可能性がある。と聞いたら安く感じる人も多いのではないでしょうか?(私だけ?)
ピアノやバイオリンは3歳くらいからレッスンに通い始めて、音楽大学を卒業し、海外留学して国際コンクールにもオーディション受けて…。
これだけでも300万円なんてあっという間の金額。
例えば、中学校入学時に吹奏楽部に入ってプロの道に進むとした場合、高校生くらいからレッスンに通ったとして、音楽大学に進み、海外留学やコンクールやオーディション…。
専攻する楽器によっては楽器代だけでも300万円は越える場合もあるし、ピアノだと調律代とかバイオリン等は弦や松脂、弓の毛替えとかでもかなりの費用がかかる。
管楽器も同様に、木管楽器は定期的なメンテナンス代や消耗品がかかるし、金管楽器でも持ち替えがある楽器、例えばトランペットならB♭管をメインにC管やピッコロトランペット、フリューゲルホルンとか。
トロンボーンだとアルトトロンボーンかな。
チューバもB♭管、C管、E♭管、F管があるし、そもそも1台が高い。
ホルンも基本的にフルダブルがメインとしても、かなり高いし、ユーフォニアムも…。
マウスピース迷子になると、安くても2025年7月現在だと安くても1本1万円くらいはするし(楽器によって異なるけど…)、場面によって使い分けとか、同じ型番でも違うとか、年代によって…言い出したらきりがないくらいで、コレクターの人もいるわけで。
なんといっても音楽大学に通った場合の学費は4年間で600万円くらいにはなるのでは?
そして、それだけ費やしても元が取れない世界。
楽器は形として残っていても、メンテナンスが出来なかったりすると処分しなくてはならなかったり(維持費がかかるからね)。
このあたり、選選挙に落選した時の供託金が没収されることと少し似ているのでは?
費用面でみたら…どちらも確証がないからなんとも言えないところだけど、政治家になれば大きな報酬につながる。
でも音楽家は一部を除いて、一般の会社に勤めるのと同等かそれ以下のプロオーケストラや吹奏楽団に入れるかとどうかの世界。
世界をみてもソリストとして活躍する人はほんの一握りということを考えると、もしかしたら政治家のほうが可能性は高いのでは?とも思える。

ファンや支援者

コンサートに行く場合、お目当ての演奏者や楽団、バンドやアーティストとか特定の人や団体に行く人がほとんどかと思う。
勿論、クラシック音楽の世界では勉強のためにとか○○指揮者と△△オーケストラの演奏だから聴きに行くとか、有名なソリストが出演するからとか、という理由もあるかもしれない。
それでも音楽業界では大体好みのアーティストのコンサートに行ったりCDを買ったり(古い?音源かな)とか、販促物を買ったりと一定数のそのアーティストの支持者がいると思うんだよね。
日本から昔からある音楽関係の世界にも必ずと言っていいほど支援者がいるよね。
音楽は一定以上の階級の人から依頼されて作曲をしたり演奏をしたりと、支援者があっての音楽家という風にもみえるかな。
そういう一定数のファンがいるからこそ、音楽家としての生活が成り立っているのだと思う。

政治の世界も基本的にその政党が掲げている理念や政策を支持する人が一定数いるから政党として成り立っていて、政権を取ることができているんだと思う。後援会とかもあるくらいだしね。
世の中を良くしようとしている理念に惹かれた「ファン」という感じかな。
それでもやはり一つの政党の理念だけでなく、その政党に所属する人の人格に惹かれるということも、もちろんあると思う。
このような支持者が一定数いるから政治家になれているわけで、このあたりは音楽家と似ているところがあるのではないかと思う。

ジャンルと政党

音楽と言えば様々なジャンル。
そしてそのジャンルの中でも一流と呼ばれるプレイヤーが存在する。
これは、様々な政党が存在し、その中でもリーダーシップをとる議員がいることにも少し似ている。
音楽業界にトップオブトップが存在するかと言われれば…。
そのジャンル、その楽器においては存在するとは思っているけどね。
議員のトップがが総理大臣、全国民の代表だね。

SNSと戦略

SNSが日常となった現代において、SNSはすでに音楽業界でも政治においても宣伝として大きな役割を持っていると思う。
選挙に立候補した際の宣伝。
街頭演説や選挙カーや新聞やテレビなどのメディアは勿論だが、最近は動画内で広告が流れたり、SNSでの投稿も目立つようになってきた。
それだけ、選挙におけるSNSの戦略価値が上がってきたと言えるのかもしれない。
特に、各種SNSは元手がかからずパソコンでもスマートフォンでも持っていれば手軽に始められるというのもあるのかもしれない。
日本人の総人口の約79%はSNSを使っていて、インターネットを利用している人に至っては約90%の人がSNSを利用している。
1人1台のパソコンやスマートフォンが当たり前になっている(若年層は90%以上、SNSは日常化している)現代で、これを有効に活用する手はないよね。
因みにインターネット利用者は1.044億人、人口比率だと約85%くらい。
それでも20代から50代が人口の約50%を占め次に約60代以上が30%、20歳以下が約20%。
このうち、投票率が20代で約37%、60代で約71%。
これだけ端末も普及していてSNSも普及し、政治活動にも使われているのだからインターネット投票にしても良いのでは?と。
いつでも、どこからでも投票できるからね。それこそSNSの投稿する感覚で。

音楽業界は言うこともないけど、インターネットが普及し始めたころからすでに動きはあったと思う。
それ以前にパソコンが普及し始めた1990年代にはパソコンで音楽を作るDTMや譜面を作ることも普及し始めていた。
2010年頃になるとスマートフォンの普及とともにスマートフォンで動画を視聴し、投稿も盛んになってきた。
それに伴い、SNSも大幅に普及、特に2011年の大災害後には情報の収集ツールとして幅広く浸透していくととなった。
誰もが気軽に発信、発言、表現が可能になっていき、中にはそれを本職とする人も増えてきた時代。
今ではデジタルクリエイターという肩書があるくらいにまで成長をしている。
自身の宣伝は勿論のこと、演奏会の宣伝やレッスンや出演依頼の広告としても使われている。
コンサートのチケットもデジタル化、さらにライブ配信と活動の幅が広がっている。
誰もが音楽家にアプローチできる時代になっている。
今後のAIの発展に伴い、その道具をどのように使っていくかによっても音楽家として成功できるかのカギになるのではないかと思う。

現役年齢

結論からすると音楽業界も政治業界にも定年制度はない。
一応、プロオーケストラや吹奏楽団、一般企業に属している音楽団体、公務員の音楽隊などは定年はあるけどね。
でも、定年後にも音楽活動ができないわけじゃないから、独自団体やリサイタル公演、個人レッスンとかで「プロの音楽家」として活動をすることができる。
国会議員にも定年がないことはご存じかと思う。
だから、65歳以上の議員の人がいるわけだよね。しかも官僚とか上位職に就いていたりするわけだね。

人間の成長は基本的に20歳までが最盛期とされているんだよね。
20歳までに思考力や記憶力などの脳機能を鍛えておくこと、身体的にも身長などは20歳以降は伸びないとされているから、身体機能を鍛えるのも20歳くらいまでが成長しやすいということになる。
もちろん、20歳以降のトレーニング次第によっては脳機能も身体機能も成長する可能性はあるけれど、20歳までに比べるとそれまでよりも質と量をこなさなければならない。
20歳をピークに脳機能も身体機能も一般的に低下していく傾向とされていることを考えれば、それまでと同じことをしていても低下していくのだから、維持するだけでもそれ以上のものが求められる。
そして、加齢とともに認知能力、言語能力等の脳機能も、身体機能も低下していくわけだから…。
民間の会社が定年を65歳と定めてるのには適切かと思える。
明治時代の終わりころから大企業で採用されたこの定年制度。
はじめは60歳定年で、科学の進歩により平均寿命が延び、徐々に65歳になっていった(らしい)。
明治、大正、昭和、このあたりの時代は基本的に「終身雇用」が当たり前だった時代(知ってるのは昭和時代だけど…)。
言い換えると転職をする人がまだ多くなく、職業の選択幅も広くなかった時代ともいえるかな。
だから、就職してしまえばその分野で定年まで「同じ仕事」を続けるから「新しいことを学ぶ」必要性がなかったんだと思う。
だから脳機能も身体機能が低下していっても、ある種「経験と勘、慣れ」で仕事が出来ていたとも思える。
そして、年を重ねるごとに安定して収入が増え、それに合わせて昇進もしていった、年功序列っていうんだよ。
2025年、令和の世界では想像し難いけどね。
このことからも分かると思うんだけど、どちらの業界にしても過去の価値観とかで業界を左右するような(ましてや国を左右する)言動を、発言力のある人がしてしまうのはいかがなものかな、と思ってしまう。
前述のように国民の大半がSNSを利用しているからね。
その人が時代の情勢を鑑みたうえで客観的に分析をし、そこに自分の意思を込めているのであれば…とは思う。
単純に言ってしまえば、どちらの業界もリーダーシップを取って引っ張っていくのは若年層に移行していってもいいのでは?ということ。
まだ、自身の思考力者身体能力を自己分析できて、周囲からの意見を客観視できるくらいの年齢層の人たちが牽引していければと。
このあたりは「既得権益」も関わってくるだろうから、そうはいかないんだろうけどね。
自分も60代でプロミュージシャンとして現役、国会議員とかになっていたら、その旨味を捨ててでも後進に譲れるかは正直わからないけど(一応、人間だからね)。
音楽業界でも政治業界でもその世界に入ってから「自己研鑽」は必要なんだと思う。

ボレロとファルス

一部の音楽業界では「世襲制度」があったり、プロになるためには現役のプロ奏者に師事したり、その他にも「コネクション」は重要となってくる。
これはいつの時代も同じで、プロになる第一歩は現役のプロの人に目をかけてもらうことがプロの音楽家になるためには必要不可欠な「処世術」とも言えるかもしれない。
ごく一部のアーティストが実力だけでのし上がれる業界ともいえるが、その実力も評価をしてくれる人、その評価を商業価値に結び付ける人がいなければその実力も埋もれてしまう。
これは政治の世界でも同様のことが言えるのでは?
2世議員とか話題になったりするよね。
政治家の子供は政治家になるべくして生まれたといっても言い過ぎではないかもしれない。
親から受け継いだコネクション、政治の世界で生き抜くための処世術を身につけなければならないのだと思う(政治家を目指したことがないし、身近に政治家がいるわけではないから真相は分からないけどね)
淡々と時間が流れ、同じような事象が繰り返される。
自身では自分の足で歩いている、と思っても実は道の外を気が付かないうちに歩いていたり、逆にガードレールに囲まれた舗装路しか歩けなくなっていたり…。
喜劇を演じているつもりが実は悲劇だったり…。


音楽家も政治家も「人」を相手にしている。
聴いてくれる人がいるから音楽を奏で、聞いてくれる人がいるからその期待に応えようとする。
その人達の心に響かせることがどちらも大切なことなのではと思う…。


最後までご拝読ありがとうございました。
心を豊かにするためにコンサートやライブに行ってみたり
今の世の中だからこそ自らの意思で国をよくするために投票へ…。
2025年7月19日


いいなと思ったら応援しよう!