あの美しきカセットテープのノイズは今どこへ
小さい頃車のカセットテープで父がたまに元ちとせ流してたんですけど、サンゴ十五夜って曲の歌詞で突然「うがっ、寝坊しちゃったー」ってフレーズが出てくるのがずっと耳に残ってました。
最近ようやく「拝むぃぶしゃた(会えて嬉しいです)」の空耳だと分かって、なんかすごく感動しました。
なんの話ー。
父が好きだった曲、特に父の実家から帰る際に車の中で聴いたカセットテープに吹き込まれた曲が、私はずっと好きで忘れられないです。
夜の東名高速走ってる時、うとうとしながら聴いた中央線(THE BOOM)とか、買い物行く時に何気なく流れるWanderwall(Oasis)とか、Oasisは中学上がってもよく聴いてました。
Bob Dylan、The Smiths、Carole King、Karla Bonoff、奥田民生、The Beatles、Velvet Underground等々。
清志郎とかSex Pistolsとかは好きになれなかったけど。
今でもローファイやノイズ好きなのは父のカセットテープの影響かも。
当時は古い曲だなーって思ってたけど、私ももうじき30で、中学高校の頃に聴いてた曲はそろそろ古いとか言われそうで震えてます。
同僚曰くOasisは古いそうです。嘘だッ!!
話変わるけど、Night TempoやMacross 82-99が出てきたのが8、9年くらい前かな、フューチャーファンクが流行ったじゃないですか、流行ったんですよ、一部の層で。
そこでレトロ感ある媒体ってことでカセットテープがピックアップされて、アーティストによっては数分で完売される結構な盛り上がりを見せていて、私も乗っかって集めてました。
でもカセットで聴いてみても、違うそうじゃない、というか全然そうじゃない気分になっちゃって、結局ほとんど聴かずに全部棚の奥にしまってます。
フューチャーファンクやシティポップにそもそも大して嗜好が向いてなかったというのもありますが、ノイズがもう本当にただのノイズというか、美しくないの。
好きな人には申し訳ないですが、レトロ×レトロは必ずしも良くなるものではないと、私はそう思います。

