#0037:ひとり旅の設計と実践/01_Act alone
ひとり旅は楽しい。
良くも悪くも自由で、やりがいがある。
でも「そもそも単独行動が苦手」という方もいると思う。
また、みんなで旅行に行くとき、
「旅行に必要な全工程をすべてひとりでこなした」
という方はあまり多くはないのではないか、と推察する。
現在、「ひとり旅の設計と実践」をテーマに、
何本かに記事を分けて投稿している。
第2回となる本記事では、
「ひとり旅:単独行動の練習編」を第1章として投稿する。
■旅行の計画を立てるのは難しい■
「いきなりすべての旅程をひとりで立てる」
というアクションはかなりハードルが高い。
特に、複数人で旅行するとなると、
参加人数が多ければ多いほど難易度が跳ね上がる。
例えば、
「目的地への移動手段」は旅における前提条件だ。
「目的地は徒歩や自転車でも到達できる距離なのか」
「移動手段は自家用車なのか、交通機関を利用するのか」
「移動手段は複数あるバリエーションの組み合わせになるのか」
目的地への移動手段。
表現上はたったひとつの要素に過ぎないが、
初手の前提条件からして複合的な要因が潜んでいる。
・目的地までの移動距離
・目的地までの移動手段
・組み合わせは自由自在
足として何を選択するか。どこまで行くのか。
組み合わせがフリーダムな時点で迷いが生じないだろうか。
ここでの判断は、後の工程(どう行動するか)に大きな影響を及ぼす。
さらにこのタイミングで、「参加人数」の要素が利いてくる。
参加人数が多いほど、諸々の管理が難しくなるのだ。
自分以外の人間は制御不能であると、胸の内に留めておく。
・出発時点で時間通りに集合できるとは限らない
・タイムスケジュールは崩壊する前提で計画を練る
・荷物は際限なく増えていくものと想定しておく
・迷子が出たら即捜索
■最初はハードル低めからスタート■
いきなり旅行の計画なんて立てられない。
なので、最初はハードルを低めに設定する。
大まかな方針は下記の通り。
・参加人数:1名(自分ひとり)
・目的:自由(観光、買物、飲食など、なんでもOK)
・目的地:一度も行ったことがなく、且つ行ってみたい場所
・目的地までの距離:お住いの市区町村の範囲内(近隣でOK)
・交通手段:自由。できれば交通機関を利用(理由は後述)
ただの外出。
ただの新規開拓。
方針だけだと、そう見えるかもしれない。
しかし、いざやってみると見えてくるものがある。
このアクションの意図は「単独行動の練習」にある。
おうちに帰るまでが遠足。この一言がすべてである。
■目的地の設定■
どこに、何を目当てにして行くか。
こちらは完全に自由でいいと思う。
ちょっと路地裏を歩いてみようかな…
くらいの感覚で良いと思う。
ルールは2つ。
①一度も行ったことのない場所を選ぶ
②自宅からあまり離れていない場所を選ぶ
①については、
ひとり旅の練習なのであまり深く考えなくて良いと思う。
いつもの行動範囲から少しはみ出るくらいで問題ない。
②については、
逆に自身の体力面を考慮して考えた方が良いと思う。
おうちに帰るまでが遠足。ここを忘れてはならない。
■移動手段の設定■
目的地まで、どのような手段で移動するか。
こちらも基本的には自由でいいと思う。
徒歩や自転車で移動/帰還できる範囲なら、
無理に自家用車や交通機関を利用することはない。
ルールは1つだけ。
③移動にかかる時間を意識/記録する
③については、重要なポイントとなる。
移動にかかった時間を意識したり、
実際に何分かかったのかを記録してみると、
自然とタイムスケジュールを作れるようになってくる。
大切なのは出発時刻より、帰宅時刻。
帰還するまでが、ひとり旅である。
■出撃準備■
単独行動の準備はそこまで深く考えなくても大丈夫。
ちょっとしたものが入るトートバッグくらいで良いと思う。
必要最低限のものは持っていく。
自身の助けになるはずだ。
出番がなさそうであれば、一旦自宅に置いて行ってみよう。
④持ち歩くものリスト
・現金(手間はかかるけど融通は利く)
・常備薬(頓服などがあれば念のため)
・スマートフォン(主兵装)
・目的に合わせたアイテム(副兵装)
※私の場合であれば写真撮影用のカメラ
・筆記用具(オプション兵装)
最後に、
「持ち歩ける重量になっているか」
を確認して、準備は完了となる。
■実証開始■
自宅を出発する。
ここからはもうフリーダム。
単独行動の練習なので、ひとりで移動できていればOK。
⑤Troubleshooting/Travelshooting
・道に迷った
⇒元来た道を引き返してみる。
それでも解決しない場合は、スマートフォンの出番。
素直に地図を確認しよう。
⇒スマートフォンの画面ではなく、
周囲を見渡しながら行動すること。
・交通機関の定刻に間に合わない
⇒予定していた時刻に間に合わなくても大丈夫。
ゆっくり散策しながら、次の便を待てば問題なし。
・体力切れで動けない
⇒安全に座れる場所があれば、一時的にスペースを借りよう。
一旦休息を取り、動けそうになってきたら、
後日のリベンジを誓って、その日は自宅へ直帰すること。
■試験結果の検証/対策の方針決定■
単独行動時に、
人それぞれが持つ課題が見えてくる。
・迷子になりやすいかも
・スマートフォンの画面ばかり見ていたかも
・時間の管理が苦手かも
・予定通りにいかないと落ち着かないかも
・体力が気持ちに追いついていないかも
・気分まで落ち込んでしまってそれどころではないかも
※私は「予定通りにいかないと落ち着かない」タイプ
その課題を修正する方向で練習を積んだり、
最初から計画を複数持っておいたりする。
そういったアプローチをするのが私のやり方だ。
一方で、敢えてそのままにして、
「自分のクセ」として計画に織り込むのも手だと思う。
■余談:まだ練習編■
練習編で2300文字超…長すぎる…
ガチガチひとり旅編になったら何文字になるんだ。
