自問自答ガールズ往復書簡:コンセプトを纏う、言葉を編む。 ー追伸「安定への執着と恐怖、そこからの脱却」(Tony)ー
あきやあさみさんの提唱する「自問自答ファッション」を実践するなかで、一人で考えるだけでなく、誰かの問いを鏡にして自分を映し出してみる。そんな「公開文通」をnoteで連載します。
さて、この文言で始まる公開往復書簡。
Rhinoさんとひかりさん、Tonyの3人で3ヶ月無事に完走することができました!!
企画に賛同しご応募頂いた方、許諾いただいたあきやさん、そして何より読んでくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです!!
本当にありがとうございました。
Rhinoさん、ひかりさんからの後押しもあり、主催として最後に1記事「追伸」として書かせていただきます。
もうしばしお付き合いくださいませ。
✉️ひかりさん→Tony
ひかりさんの3回目の更新で、最後に頂いたお題がこちら。
・自問自答ファッションに出会って変わったこと、変わらなかったこと
・それらを踏まえてTonyさんの、未来の展望
深い...!!
これぞ自問自答ファッション、今回の往復書簡の締めにぴったりなお題をありがとうございます。
一つずつ答えていきますね。
自問自答ファッションに出会って変わったこと:安定から抜け出す勇気
以前の私は、周囲の目を人一倍気にする八方美人でした。
女性としては比較的高い学歴も、特殊な専攻も、私にとっては誇りであると同時に、「私にはそれしかない」という強烈なコンプレックスの裏返しでした。
学歴に見合うだけの良き妻、良き母、良き社員でいなければ
誰からもそんなこと、強制されてないのにね。
そうやって縛りをかけていたのは、他ならぬ自分自身だということに気づけたのは大きな転換点です。
外から見ればどれほど羨ましがられる安定であっても、内側では「ここから一歩でも外に出たら、自分には何も残らないのではないか」「誰にも相手にされないのではないか」という恐怖とずっと戦っていたと思います。
だからこそ、その安定から抜け出すのは、本当に、本当に怖かった。
そのブレーキを外してくれたのは、間違いなくあきやさんの言葉と、繰り返した自問自答だったと思います。
クローゼットの服をスクラップ&ビルドし、ずっと惹かれる「直線と繰り返しの美学」を言葉にし、以前なら人目を気にして尻込みしていたBAOBAOやヘリックスのピアスを身につける。
その小さな「これが私です!」という積み重ねが、私の内側に、
外側のラベルがなくても、私には、私だけの誇れるところがちゃんとある
という自信を育ててくれました。
私のことを嫌いな人は嫌いでいい。万人から好かれようとしなくていい。
そう気づいたとき、ガチガチだった「安定の檻」の鍵を、自分の手で開けることができたのだと思います。
自問自答ファッションに出会って変わらなかったこと:好きなものへの愛
環境や服や気持ちが変わっても、ずっと細胞レベルで好きだったものの正体に、自問自答ファッションは「言葉」をくれたと思っています。
変わらなかったのは、物事を一歩引いて見る真面目さや俯瞰の視点。
そして、ずっと好きだった「直線と、それが繰り返されるパターン」。
三角形が連続するBAOBAO、そして私の心にずっと住んでいるスター・ウォーズの帝国軍戦艦の中の幾何学的な装飾。
完璧なものだけではなく、デス・スターの建造途中のような、「剥き出しの、不完全なもの」に惹かれる質感。
暗闇の中に差し込む、一筋の鋭い光のような美学。
それらが今、お守りのように私のクローゼットで待っていてくれていると感じます。
未来への展望:カッコいいババアになりたい
私の未来の第一希望は、文句なしに「かっこいいババアになること」です!!
夏木マリさんのようなソリッドで圧倒的な存在感、メリル・ストリープさんのような知性と凛とした空気。
一癖あってかっこいい、自分の生き方や美学を貫きながら年を重ねていく姿に憧れています!!
周りに合わせてカモフラージュする生き方はもう終わり。
自分の好きな「直線、反復、不完全さ、そして黒」を味方につけて、私はこれからも私の足で、しっかり地面を踏み締めて歩いていきたい。
そう思っています。
さいごに
今回の「追伸」を書くきっかけをくれたひかりさん、Rhinoさん、本当にありがとうございました。
お二人と、そして読んでくださった皆さんと一緒にこの旅ができたことを、心から誇りに思います。
それでは、またいつか。
