私は電話応対のプロになりたかった。
履歴書を書こうとすると、ため息が出ます。
20〜30才の私は10年間職を転々としていたから。就職活動の時の職務経歴書が大変面倒でした。
「なぜやめたのか?」を説明するたびに飽きっぽい自分が浮き彫りに。
もともと氷河期世代、フリーターや派遣が増えてきた時代でした。高卒の電話以外の実歴がない私。
20代後半になって正社員を希望しては、書類審査の時点で落ちる。落ちる。落ちる。
正社員に高卒はいらない。そう言われてる気分になりました。派遣会社でも、電話以外の事務の仕事を希望しては落ちる。落ちる。
結局、派遣で「電話応対」の仕事で探すようになりました。
「長く続ける」はプラス。
「短く転々と」はマイナス。
なんだか自分の中でそういうイメージの重石を担いたまま、生きているように思います。
「なんですぐにやめちゃったんだろ」
「1つのところにいられないんだろ」
仕事を辞めて専業主婦になって。この前、ふと思い出したんです。
「若い頃、私は電話応対のプロフェッショナルになりたかったんだ。」と。
「1つを深く追求する」タイプではないので、
「どんなものでも電話(受電のコールセンター)ならやっていける」力を身につけようと思っていたのでした。
私が働いたことのあるコールセンターは、
・生命保険
・損害保険の新規見積もり
・銀行の電話バンキング
・インターネット会社のサービス案内
・ネットの接続トラブル
・クラウドサービスの問い合わせ
・リスティング広告ツールの問い合わせ
・グループウェアの利用や操作案内
・携帯電話のサービス案内や操作案内
大まかにいうとこんなところでしょうか。
インカムをつけてパソコンの前で、とにかく、ひと声目からお客様のアンテナや波長に合わせて問題を解決する。ご案内する。をやり続けてきました。
電話応対のみならず、受電する方のサポート役であるSVや応対のレクチャー、研修の担当、マニュアル作りなどもやってきました。
1つのところで長く深く・•はできませんでしたが、「どんなところでも電話なら、なんとかなる」という自信は、10年以上たった今でも私を支えてくれているような気がします。
電話応対も反射神経が必要で、数日離れただけでも感覚がにぶります。(私は特に感覚派なのでそう感じるのかもしれません)
なので、今の私がどこまでできるかはわかりませんが、あの頃、飽きっぽかったのではなく、自分のコンセプトに従って生きてきたんだな。と今は思います。
その電話応対で培った経験、果たしてパートなど他の職業で生きるのか?
今はそのスタート地点に立っているような気持ちです。
2025.7.26 少し加筆修正しました。
