【選手インタビュー】2年ぶりのチャンスを掴み取って――原口智也が語る、悔しさと緊張の先に見えた景色
こんにちは!
川越狭山セコムラガッツ広報の滝沢です。
皆さんは『トミー』と聞いて何を思い浮かべますか?
ブランドやメーカーなど世の中にはさまざまなトミーがありますが、
今日はぜひラガッツの「トミー」こと原口智也(はらぐち ともや)選手を覚えて帰っていただけると嬉しいです。
昨シーズン、なかなか公式戦に出られない悔しい日々を乗り越えて、最終節でついにチャンスを掴み取った原口選手にその時の想いを聞いてきました。
ぜひ最後までお読みください!

1、2年ぶりのチャンスで得た自信と教訓
滝沢: はじめに昨シーズンはトミーさんにとってどんなシーズンでしたか?
トミー:そうですね……なかなか試合に出られなくて。ドミネーター(ノンメンバー)で結構頑張っていて、最終節のSA広島戦でようやく少しだけ試合に出られたので、そこは最後にメンバーに食い込むことができて本当に良かったなと思っています。
滝沢:ドミネーターの期間が長かったと思いますが、その間はどういう気持ちで練習に取り組んでいたのでしょうか?
トミー:もちろん悔しい気持ちがいちばん大きいです。ただ、自分は今28歳でチームの中でも年齢が上のほうなので、下の選手たちの気持ちが切れないように、少しでも声をかけて盛り上げていこうという意識もありました。練習中も練習後も積極的にコミュニケーションを取るようにしていましたね。

滝沢: そんな中で最終節のSA広島戦でついにメンバー入りを果たしました。リーグワン初のメンバー入りとなりましたが、メンバー発表時の心境はいかがでしたか?
トミー:めちゃくちゃ嬉しかったです! 2年間くらい公式戦に出られていなかったので、やっとチャンスが来たなと。
滝沢: メンバー発表の前週にNECさん(現JR東日本グリーンウォリアーズ東葛)との練習試合があったと思いますが、そこでの手応えは感じましたか?
トミー: そうですね。シーズン中はなかなか実践の場が少ないですが、その数少ないチャンスをものにしようという思いはずっと持っていて。やっぱり試合を重ねることで試合勘が戻ってきて、自分の良いプレーも出せたので、それがアピールになったのかなと思います。

滝沢: SA広島戦当日、会場入りする時やベンチに座っている間は、どんなことを考えていましたか?
トミー: 実は、前日の夜は緊張で全然眠れなくて……。目を閉じても朝の5時くらいまで寝てるのか起きてるのかっていう感じで。ベッドが体に合わなかったのもあるんですけど、やっぱり緊張が大きくて。ベンチのメンバーにも「寝られなくて体がちょっとフワフワする、やばい」ってずっと言っていました(笑)。試合前日の準備という意味ではそれが良い教訓となりましたね。
滝沢: そうだったんですか! 普段から緊張するタイプなのですか?
トミー:いや、以前はそんなことなかったんですけど、やっぱり久しぶりの公式戦だったので緊張しましたね。
滝沢:試合は途中出場でしたが、 ベンチで「トミー、行くぞ」と呼ばれた時はどうでしたか?
トミー: 呼ばれた瞬間は、もう試合に入るモードにカチッと切り替わっていたので大丈夫でした。

滝沢: 後半の途中から出場されましたが、試合終盤に忽那さん(忽那鐘太)が抜け出して、最終的にアユムさん(澤田歩武)がトライしたシーンがありましたよね。あの時、トミーさんもすごく良い位置に走り込んでいませんでしたか?
トミー: 「あ、これ俺にパスが来たらトライだな」と思って呼んでいたんですよ。そしたらアユムさんが猛スピードで間に入ってきて……(笑)。
滝沢: やっぱり狙っていたんですね!
トミー: 後半で残り時間も少なかったので、とにかく運動量を出そうと思って必死にフォローについていたんです。「これでトライできたら最高だな」と思っていたんですけど……。やっぱりアユムさんだけは許せないですね(笑)。もし取れていたら、リーグワン初トライだったんですよ!ただ試合は楽しめましたし、いい形で入替戦にもつながったと思います。

滝沢: 結果としてチームはDivision2への昇格を決めましたが、そこへの思いはいかがですか?
トミー: 私はトップイーストの時代からこのチームにいるので、正直、ここまで上のレベルにまで来られるとは思っていなかったです。だから素直にめちゃくちゃ嬉しいですね。来シーズンはさらにレベルの高い相手が待っていると思うので個人でもさらにレベルアップしていきたいです。
2、マイブームは、、、「ココア」!
滝沢:ちなみにトミーさんがラグビーを始めたきっかけは何だったのでしょうか?
トミー: 小学校の頃はサッカーをやっていたんです。ただ、進学した中学校にサッカー部がなくて。人数が少ない学校だったので部活の選択肢が「ラグビー、野球、テニス、剣道」の4つしかなくて、周りのみんなが「ラグビーやる」と言ったので、流されるままに始めました。
滝沢: そこから大学までラグビーを続けて、ラガッツに加入した経緯は?
トミー: 社会人でもラグビーを続けたいなという思いがあったんです。ただ、当時はトップリーグに行けるようなレベルではなかったので、大学のコーチと一緒にチームを探しました。出身が埼玉なので「地元の埼玉のチームが良いな」と思い、ラガッツにプレービデオを送って「練習に来い」と言ってもらったのがきっかけです。
滝沢: 今、チームで特に仲が良いのは誰ですか?
トミー:よく一緒にいるのは同期のケント(水谷健人)ですね。
滝沢: 休日も一緒にどこかに行ったりするのですか?
トミー:いや、休日はたまにしか一緒にいないです(笑)。普段の練習の時によく話したり、一緒にご飯に行ったりしています。
滝沢: 休日は普段何をされていることが多いんですか?
トミー: 休日は奥さんと出かけることが多いですね。ドライブに行ったり、買い物に行ったり、いろんな場所に足を伸ばしています。

滝沢:いいですね!最近のマイブームは何かありますか?
トミー:マイブームか......。あ、ローソンで売っている、注ぎ口が付いている紙パックのココアです!
滝沢:マイブームが「ココア」って面白いですね(笑)
トミー:食物繊維がいっぱい入っているやつで、これがめちゃくちゃ美味しくて最近ずっと飲んでいます。とにかく食物繊維がいっぱい摂れるのでおすすめです!仕事中も休みの日も飲んでます!ぜひ飲んでみてください。

3、もっと長くファンの皆さんの前でプレーしたい
滝沢:ご自身では、チーム内でどんなキャラクターやポジションだと思いますか?
トミー: うーん...どちらかというと「いじられキャラ」ですかね。
滝沢: 誰によくいじられるんですか?
トミー: 誰というか、みんなからいじられますね(笑)。後輩からも先輩からも。
滝沢: たまに滑舌をいじられるのを見ますが(笑)
トミー: それは直人さん(白川直人)と朝倉さん(朝倉一稀)とトシキ(佐藤俊輝)がめちゃくちゃいじってきます(笑)。
滝沢: 今話している分には全然気にならないですが。
トミー: こういう場だと「しっかり喋ろう」と意識しているので大丈夫なんですけど、ふとした時の普段の会話だと、めちゃくちゃ滑舌が悪いらしいです。でも愛のあるいじりなのでいやな気はないです(笑)
滝沢: 練習中は大丈夫なんですか?
トミー:いや、練習中も悪いって言われます(笑)。この間も練習中に竜之丞(藤原竜之丞)と喋っていた時、自分の滑舌が悪くて竜之丞がずっと聞き返していたら、それを見た晴児さん(アシスタントコーチ)に「何やってんだ」ってちょっと怒られました(笑)。
滝沢:来シーズンは新しいスタジアムも完成し、舞台もDivision2へ上がります。ラガッツ・クルーの皆さんに向けて、ぜひ「自分のここを見てほしい!」というアピールポイントとメッセージをお願いします。
トミー: まずは昨シーズンも沢山の応援ありがとうございました!来シーズンDivision2では自分の得意なプレーである「ボールキャリー」を見てほしいですね。相手ディフェンスに捕まってからの力強いドライブや、泥臭く前に出るキャリーに注目してください!来シーズンは新しいスタジアムのピッチに立って、もっと長くファンの皆さんの前でプレーしたいです。応援よろしくお願いします!

滝沢: ありがとうございました!来シーズンの活躍も楽しみにしています。
