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EXPO 2012? わたしの万博は、iPadで開幕した

学生さんたちは、夏休みを楽しんでいると思うが、
私は部屋の中で、アイスを食べながら音楽を聴いている。
SUGIZOさんのラジオで知った「お鶴」という曲。
トランペットが、まるで歌うように鳴っていて、心地よい。

やっぱり音楽はいいな。
執筆安息日の今日は、このまま軽快な曲を聴きたいと思った。

iPadにはApple Musicアプリがあるから、
思いつきを、速やかに棚から取り出す、
つまり再生することができる。

自分の脳内AIに聞いてみた。
ここには49年分のデータが蓄積されている。
「軽快な曲……誰かいたっけ?」

脳内AIは2秒で回答した。
「m-flo。配信にあると思う。」

懐かしい。いい閃き!

よかった、m-…と検索し始めたら、すぐにヒットした。
ランダム再生よりも、
記憶にある楽曲を、そのままの順番で聴きたい気分。

よく聴いていた作品を、すぐに見つけられた。
『EXPO EXPO』だ。

iPadは、案外と綺麗な音で鳴るのだが、
作中のナレーションを聴いて、思わず吹き出した。
リスナーは全員 EXPO、
2012年の、宇宙万博会場に連れて行かれるのだ。

大阪万博たけなわの今、なんともタイムリー!

このアルバムの発売は、2001年。
当時の私は、運転しながら聴いていた。
車のバッテリーからの“できたての電気”で再生していたから、
ノイズも少なく、音質は抜群のはずだった。

ところが今になって気づく。
実際は、走行音にかき消されて、半分も聴き取れていなかったのだ(笑)

今、私は「南門」を経由して「Dispatch(トラック8)」にいる。
ラップ調のため、今一つ歌詞は把握できていないが、
ディスパッチこと派遣社員の私に相応しいタイトルだ。

高校時代に好きだった、黒夢や LUNA SEA は記憶に鮮明だ。
その後は、宇多田ヒカルや小室ファミリーを聴いていた。
globeの作品『CRUISE RECORD 1995-2000』と共に
21世紀を迎えた記憶がある。

そんな自分が20代の時に、期間は短めでも、m-floを聴いたり、
彼らのような、軽快な音楽をやりたいと思ったことを思い出した。

それにしても、このアルバム、
24年も経つのに、あんまり音が古くない。
それから、デジタル感がまだ少ない。
当然ながら、AI感は全くない。
手入力の揺らぎがあって、聴きやすいコンピューターミュージックだ。

現在地は「中央タワー」。
ここを過ぎたら、いよいよヒット曲「Come Again(トラック11)」の番だ。
CMソングにもなったから、聴き覚えのある方も多いだろう。

大阪万博は、このまま行けずじまいになるけれど、
m-floのおかげで、しばしどこかの万博会場を巡ることができた。

iPadと音楽と、わたし。
視察は、16曲57分で終了した。

m-floは、DJの☆Taku Takahashiと、MCのVERBALによる音楽ユニット。
2000年代にはLISAがボーカルを務め、クラブ×J-POPの先駆けとなった。

Come Again, I did.

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