美しさを学習する1:百年前の宝石〜ヴァンクリーフ&アーペル展(永遠なる時間)
先週、目黒の庭園美術館へ行ってきた。
お目当ては、ヴァン クリーフ&アーペルの宝石。
デザイナー夫妻の名前が冠せられたパリのブランドで、
自然をモチーフにした、愛らしいデザインが多い印象だ。
若い時は25ans、いまも婦人画報や家庭画報が好きな筆者。
「お金持ちはあんまり読まないよ」と言われたりしながらも、カップ片手にページをめくるのが楽しい。
画報が置いてある喫茶店は、いい喫茶店だ(笑)
そんなわたしは、星周り的には宝石鑑定士が適職らしい。
雑誌はともかく、実物を観る機会はそんなにあるものではない。
宝石の島スリランカの旅では、インチキガイドにやばい店へ連れて行かれたりもしたけれど(笑)
それはさておき、「百年前の宝石」を観ることなど滅多にない。
昭和100年の今年、昭和50年生まれが美術館へと駆けつけた。
それなのに仕事が忙しかったため、数日後には行ったことを忘れている自分にびっくりである。思い出としてここに記したい。

20世紀初頭のモダンデザイン様式
「永遠なる時間」を感じながら、場内を巡る。
レトロでかわいくて、楽しい。
時計は、欲しくなるものもある。
口紅やパウダーを収納できる素敵なケース(ミノディエール)もあった。
お客さんは宝石業界のかたも多いようで、ルーペを持参していたり、技巧についての会話が聞こえてきた。
「わたしが観たってな…」と一瞬思わなくもないが、これまできれいなものを観た蓄積があるから、何についてもどれが一番好きかが言える。
そして、ヴァン クリーフ&アーペルのアンティークを間近に観ることは、生涯で一度かもしれないと思った。
さらにはこの美術館は、旧朝香宮邸を活かしてつくられているから、建物自体がアール・デコ様式なのだ。

タイムトラベルしたような気分になる。
私もレディになれるかな……。
そして東京って、やっぱりすごいなと感じた。
途中で、サンドイッチをいただきながら休憩をした。
少し寒かったけれど、膝掛けも借りて、都会の真ん中で静かな秋の日を楽しんだ。


お土産コーナーで、一番いいと思ったデザインのポストカードを買った。
後で確認したら、エジプトの王女様が見そめたネックレスだという。
ほらやっぱり努力は無駄じゃない(笑)
買うかどうかは別として、「きれい」は学習できるんだね。
AIみたいに、自分の頭脳にきれいを蓄積していこう。

様々なジュエリーのカードがあります。
二時間、時間があくのなら、あなたも足を運んでみては。
※オンラインチケットが完売でも、早めの時間に窓口へ行くとチケットが購入できることがあります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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