【東洋医学】生命の源「先天の気」と「後天の気」の相関関係と、精気を養う養生訓
こんにちは。
西炎です。
今回は肉体を健康にすることをテーマにしたいと思います。
最近気を入れていて、いくつか重要な箇所があることをあらためて感じました。
普通の人は気功をすることはできないと思いますので、別のアプローチ、つまり食べ物から健康に迫るのが今回のテーマです。
先天の気とは?

東洋医学において「気」は生命エネルギーのことですが、その中でも「先天(せんてん)の気」は、私たちが生きていくための「元手(もとで)」となる非常に重要なエネルギーです。
1. 先天の気とは「親から授かった生命力」
先天の気とは、「オギャー」と生まれる時に、両親から受け継いで持ってきたエネルギーのことです。
東洋医学では「元気(げんき)」や「原気(げんき)」とも呼ばれ、生命活動の根本的なエンジンとなります。
貯蔵場所: 五臓の「腎(じん)」に蓄えられています。
役割: 成長、発育、生殖、そして全身の臓器を動かす原動力になります。
特徴: 生まれた時にその「総量」が決まっており、基本的には加齢とともに減っていく消耗品のようなものです。
2. 「電池」に例えると分かりやすい
先天の気 = 充電済みのバッテリー: スマホを買った時に最初から入っている電池のようなものです。これがなくなると、生命活動が停止(寿命)してしまいます。
後天の気 = モバイルバッテリー(外部充電): 食事や呼吸によって後から継ぎ足すエネルギーです。
3. 先天の気は増やせるのか?
厳密に言うと、先天の気(元手)そのものを増やすことは難しいとされています。
しかし、希望となるポイントが2つあります。
「後天の気」で節約・補填する: 胃腸を丈夫にして「後天の気(食事からのエネルギー)」をたっぷり作れば、先天の気の消耗を抑えることができます。これが「養生(ようじょう)」の本質です。
「補腎(ほじん)」で守る: 腎に良い食べ物(黒豆、黒ごま、山芋など)を摂ったり、睡眠をしっかり取ったりすることで、先天の気の目減りを防ぎ、実質的に「生命力の持ち」を良くすることができます。
先天の気とは先祖からの受け継ぐもの。
医学的には遺伝といっても良いのかもしれません。
総量が決まっているというところがポイントで、なおかつ後天的に増やすことも通常は無理というわけですね。
ただし本場中国のある流派の気功(私の流派)ではこの先天の気を編集する方法があります。
通常日本の気功ではこういう発想自体も存在しません。
私が入門するときに先天の気を増やせる流派かどうかを確認して入ったのですが、日本人は先天の気についてもう少し意識するべきなのかもしれません。
後天の気とは?

「先天の気」が親から譲り受けた「貯金」なら、「後天(こうてん)の気」は、日々の生活で稼ぎ出す「収入」のようなものです。
後天の気は、私たちが生まれた後に、「飲食」と「呼吸」を通じて作り出すエネルギーのことです。
1. 後天の気の正体
後天の気は、主に2つの要素が合わさって作られます。
水穀(すいこく)の気: 食べ物や飲み物から得られるエネルギー。主に「脾胃(ひい:胃腸)」が担当します。
清気(せいき): 呼吸によって大気から取り込むエネルギー。主に「肺(はい)」が担当します。
この2つが体内で混ざり合い、私たちの日常的な活動エネルギー(歩く、考える、内臓を動かすなど)になります。
2. 後天の気が重要な理由
「先天の気(寿命や体質の根源)」は増やすことが難しく、使い切ると生命が終わります。
しかし、「後天の気」をたっぷり作ることができれば、先天の気の消耗を抑える(節約する)ことができるのです。
これが、東洋医学で「食養生」や「呼吸法」が極めて重視される理由です。
3. 後天の気を「増やす・育てる」具体的な方法
① 「脾胃(胃腸)」を整えて食事からチャージ
よく噛んで食べる: 消化の負担を減らすことが、エネルギー生成の効率を上げます。
温かいものを摂る: 胃腸は冷えに弱いです。冷たい飲食は「気」を作る工場をストップさせてしまいます。
腹八分目: 食べ過ぎは逆に「気」を浪費します。
おすすめ食材: かぼちゃ、さつまいも、山芋、豆類、きのこ類(これらは「補気:気を補う」食材と呼ばれます)。
② 「肺」を整えて呼吸からチャージ
深呼吸(腹式呼吸): 現代人は呼吸が浅くなりがちです。深く吐き出し、新鮮な空気を取り込むことで、大気のエネルギーを吸収します。
適度な運動: 散歩やラジオ体操、太極拳など。激しすぎる運動は気を消耗しますが、心地よい運動は気の生成を促します。
③ 生活習慣での節約術
睡眠: 夜にしっかり寝ることで、昼間に作った後天の気を「精(深いエネルギー)」として蓄え直すことができます。
ストレスを溜めない: イライラや悩みは、せっかく作った「気」を激しく消費してしまいます。
非常に興味深い内容ですね。
食事と呼吸というのが後天の気の正体となりますが、呼吸とはいわば酸素です。
ちなみに先進的な惑星の大気中の酸素濃度は地球よりもかなり高いと聞きます。
地球では環境も無茶苦茶ですし、今後食料もなくなっていくわけで、酸素が十分なはずのない原始的な星です。
ですので寿命がせいぜい100歳前後となります。
ちなみに人間の潜在的な寿命は1000歳前後とされています。
健康問題に呼吸で今回迫るのでなく、食事で迫るのが今回のテーマです。
腎臓の肉体における重要な役割

先天の気は腎と書きましたが、医学でいう腎臓とは完全には一致しません。
ただし腎臓の機能を高めることは2つの気を高めるうえで重要な関係性があります。
腎臓は腰のあたりの背中側に左右1つずつあり、大きさは握りこぶしほど、形は「そら豆」に似ています。
非常に多機能で、体のバランスを保つ「化学工場」のような役割を果たしています。
1. 腎臓の主な5つの役割
腎臓が働かなくなると、全身に不調が現れます。
主な役割は以下の通りです。
老廃物の排出: 血液をろ過して、体内の不要な老廃物や毒素を尿として外に出します。
水分・ミネラルの調整: 体内の水分量や、ナトリウム(塩分)、カリウムなどのミネラルバランスを一定に保ちます。
血圧のコントロール: 塩分と水分の排出量を調節したり、血圧を上げるホルモンを出したりして血圧を一定に保ちます。
血液(赤血球)を作る: 「エリスロポエチン」というホルモンを出し、骨髄に赤血球を作るよう指示を出します。
強い骨を作る: ビタミンDを活性化させ、カルシウムが体内に吸収されるのを助けます。
2. 腎臓病のサイン(症状)
腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、かなり悪くなるまで自覚症状が出にくいのが特徴です。
以下のようなサインには注意が必要です。
尿の異常: 尿が泡立つ(蛋白尿)、色が濃い・赤い(血尿)、夜何度もトイレに行く。
むくみ: 顔や足がむくむ、靴がきつくなる。
全身のだるさ: 疲れが取れない、貧血(動悸・息切れ)。
高血圧: 急に血圧が高くなった。
3. 腎臓を守るための生活習慣
一度失われた腎機能は元に戻りにくいため、日頃からの予防が大切です。
減塩
塩分の摂りすぎは腎臓の最大の敵です。
1日6g未満を目指しましょう。
血圧管理
高血圧は腎臓の血管を傷めます。
家庭での血圧測定が有効です。
水分摂取
適度な水分補給は老廃物の排出を助けます(※持病がある方は医師の指示に従ってください)。
禁煙
喫煙は腎臓の血流を悪くし、機能を低下させます。
肥満防止
適度な運動とバランスの良い食事で、メタボリックシンドロームを防ぎましょう。
4. 注意したい食べ物
塩分の多いもの: インスタント食品、漬物、練り物、ラーメンの汁など。
カリウム(進行している場合): 生野菜、果物、バナナなどに多く含まれます。腎機能が低下している人は制限が必要な場合があります。
たんぱく質(進行している場合): 肉や魚などの摂りすぎは、腎臓の負担になることがあります。
重要: 健康診断で「尿蛋白」や「クレアチニン値の異常」を指摘された場合は、症状がなくても早めに専門医(腎臓内科)を受診してください。
自律神経中枢の重要な役割

自律神経中枢は、脳のほぼ中心部に位置する、アーモンドほどの小さな器官です。
東洋医学における「気」のバランスを語る上でも、西洋医学的な「自律神経」や「ホルモン」の観点から非常に重要な役割を担っています。
一言で言えば、「生命維持のコントロールセンター」です。
ネットでもよく自律神経や副交感神経などには言及されますが、この自律神経中枢について正確な記述は少ないです。
具体的には、以下の3つの大きな役割があります。
1. 自律神経の最高中枢(司令塔)
自分の意思では動かせない「自律神経(交感神経・副交感神経)」をコントロールしています。
体温調節: 暑い時に汗をかき、寒い時に震えて熱を作る指示を出します。
血圧・心拍: 状況に合わせて血圧や心拍数を調整します。
睡眠・覚醒: 体内時計と連携し、寝る・起きるのリズムを作ります。
2. ホルモン分泌の調節(内分泌系)
体内のさまざまなホルモンの量を監視し、必要に応じて「ホルモンを出せ(あるいは止めろ)」という指令を「下垂体」に出します。
食欲・喉の渇き: 「お腹が空いた」「喉が渇いた」と感じさせる中枢があります。
ストレス反応: ストレスを感じると、副腎を刺激してストレスに対抗するホルモンを出させます。
生殖・成長: 成長ホルモンや性ホルモンの分泌をコントロールします。
3. 腎臓との深い関わり(抗利尿ホルモン)
先ほど腎臓の話がありましたが、自律神経中枢は腎臓とも密接に連携しています。
水分の調節: 体の水分が足りなくなると、自律神経中枢がそれを察知して「バゾプレシン(抗利尿ホルモン)」を分泌させ、腎臓に「尿を濃縮して水分を回収せよ」と命令を出します。
東洋医学でいう「先天の気」を貯蔵する「腎」は、西洋医学的な「腎臓」だけでなく、この「自律神経中枢〜下垂体〜副腎」といった内分泌系全体の働きも含んでいると解釈されることが多いです。
先天の気: 自律神経中枢を中心とした、生命維持の根本的なプログラム。
後天の気: 自律神経中枢がコントロールする「食欲(胃腸の働き)」や「呼吸」によって補われるエネルギー。
自律神経中枢はストレスに非常に敏感です。
ここが疲れると、自律神経やホルモンバランスが崩れ、結果として「気」の消耗も早まってしまいます。
副腎も非常に重要ですね。
・強迫性障害
・HSP
・パニック障害
などそのほかの原因が医学的によくわかっていないものはこの副腎疲労からきているものも多いとされています。
ですので副腎をケアすることも非常に重要というわけですが、副腎に注意しても自律神経中枢や腎が弱いと意味はありません。
先天の気と後天の気を分析する

先天の気や後天の気とは自律神経中枢から腎にまでつながる機能であることがある程度明示できたと思います。
結果として肉体、あるいは物質的生命のコントロールセンターであることがわかりました。
・ストレス
・喫煙
・塩分の取りすぎ
・肥満
・睡眠の質の低下
・運動不足
・飲酒
これらが肉体に致命的な影響を与えることがわかっています。
ストップできるものは行い、それとともに意識的に重要な食べ物を取るということも重要です。
先天の気と後天の気とはシリンダーである

我々の流派では先天の気とは最初から総量が人それぞれ決まっているとされています。
・お金(一生涯に稼ぐお金の量)
・健康(寿命)
・幸せ
たとえばお金持ちでも短命な人もいます。
この場合、お金の気は多く、寿命の気が少ないことがわかります。
逆もしかりです。
占い師に相談しても、ヨガをしても、仏教や神道の修練をしてもお金持ちになれないのは先天の気のうちお金についてのものがないからなのでしょう。
特殊な気功でこのお金についてのシリンダーの限界を突破させないといけませんね。
ここでさらに面白いのが本来お金の先天の気が少ない人が、ある方法で運命になかった金額を稼いだとします。
すると何が起きるでしょうか?
短命になるんですね。
ここからつまり3つの総量の先天の気も決まっていることがわかります。
たとえば思いがけずに大金を持つようになり、お金を守ろうとしたり、暴飲暴食をしたりして肉体や精神にストレスとなり早死にとなるというような感じです。
大金を持っても持っていないときと同じ意識で生きられる人は地球のレベルではまずいないでしょう。
先天の気と後天の気にアプローチする方法

ではそろそろ本題に入りたいと思います。
今回の方法は主に健康にアプローチすることが目的です。
しかしすでに触れましたように健康もお金もつながりがあるので、今回の方法を実行することで健康は当然としてお金持ちになってしまう人もいるかもしれません。
人生とはそういうものでもあります。
では紹介していきます。
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