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東洋医学(眞医)×命式で読み解く。〜あなたの生まれつき弱い臓器と「未病」を防ぐ〜


「病院に行くほどじゃないけど、なんだかいつも胃が重い」
「昔から、少し無理をするとすぐ肌が荒れるし、風邪を引きやすい」
「周りの人は平気そうなのに、私だけものすごく冷え性で辛い……」

こんなふうに、ずっと付き合っている「なんとなくの不調」、ありませんか?

生き方や人間関係の悩みと同じくらい、体のプチ不調に悩んでいる方が本当に多いことに気づかされます。
「体質だから仕方ないのかな」
と諦めている方も少なくありません。

でも、ちょっと待ってください。
その「いつもの不調」、実はあなたが生まれた瞬間に、すでにある程度決まっていたとしたらどうでしょう?

今回は、四柱推命という星占いのベースと東洋医学の知恵を融合させた「眞医(じんい/しんい)」という考え方をもとに、生まれ持った「弱りやすい臓器」を知り、病気になる前の「未病(みびょう)」の段階で体を守るための一生モノの養生法をお話ししていきたいと思います。

どうか難しく考えず、自分の体と仲良くなるためのヒントとして読んでみてくださいね。

1. 「眞医」とは何か? ―― 運命と健康を繋ぐ五行のバランス

「眞医」という言葉、あまり聞きなれないかもしれませんね。
これは、生年月日から導き出す命式(星の配置図)と、東洋医学を掛け合わせた予防医学のことです。

人がオギャーと生まれた瞬間に初めて吸い込んだ空気(干支のエネルギー)によって、私たちの体の中の「五行(木・火・土・金・水)」のバランスが決まると言われています。

東洋医学ではこれを「先天の気」、つまり親から受け継いだ遺伝的な体質や、生まれ持ったエネルギーの偏りと捉えます。

五行のバランスが綺麗に整っている人は、免疫力が高く、外からウイルスやストレスがやってきても上手く跳ね返せます。
しかし、どこかの五行が少なすぎたり逆に多すぎたりすると、そこからバランスが崩れ、特定の臓器に負担がかかりやすくなる傾向があります。

眞医の素晴らしいところは、
「病気になってから治す」
のではなく、
「自分の弱点を知って、病気が発症する前に対策を打つ」
ことができる点です。
これって、自分自身を大切にするための最強のセルフケアだと思いませんか?

2. あなたの「弱点」はどこ? 命式から導き出す3つのチェックポイント

では、自分のどこが弱りやすいのか、どうやって見分ければいいのでしょうか。

① 足りない(0個の)五行

命式の中に全くない、あるいは極端に少ない五行があれば、そこが一番の弱点になります。
エネルギーの応援をもらえず、ガス欠を起こしやすい場所です。

② 多すぎる五行(3個以上など)

逆に、特定の五行が多すぎるのも問題です。
エネルギーが一点に集中しすぎて、その臓器が働きすぎてパンクしてしまうんですね。
また、五行には「相剋(そうこく)」といって、相手をやっつけてしまう関係性があります。
多すぎる五行は、別の弱い五行をいじめてしまう原因にもなります。

③ 攻撃を受けている五行

隣り合う五行から激しくぶつかられている場所も、ダメージを受けやすくなります。
たとえば「木」の隣に、刃物を意味する「金」がたくさんあると、木が切り倒されてしまい、木が表す臓器(肝臓など)が弱りやすくなる、といった具合です。

3. 【五行別】生まれつき弱い臓器と「未病」のサイン

ご自身の「多すぎる五行」「足りない五行」がわかったら、それが体のどこに影響しやすいのかを見ていきましょう。
体が発する小さな「未病のサイン」を見逃さないことが大切です。

「木」タイプ(肝臓・胆嚢)

木に負担がかかりやすい人は、肝臓や自律神経に疲れが出やすいです。
サインとしては、やたらとイライラする、目がかすむ・疲れる、足がつったり筋肉が痙攣しやすくなったりします。
春先に体調を崩しやすいのも特徴です。

「火」タイプ(心臓・小腸)

火のバランスが悪い人は、心臓や血流、血圧のコントロールに注意が必要です。
少し動いただけで動悸がする、顔がやたらのぼせる、夜なかなか眠れない(不眠)といった症状が出やすくなります。
夏場にバテやすい人が多いですね。

「土」タイプ(脾臓・胃)

土は胃腸そのものを表します。
ここが弱い人は、とにかく消化器系にトラブルが起きがちです。
食欲不振、ちょっと食べただけで胃がもたれる、体が重くてむくみやすい、口内炎がよくできる……。
思い当たる節がある方は、土のエネルギーが乱れている証拠です。

「金」タイプ(肺・大腸)

金は、呼吸器や皮膚、そして大腸を表します。
ここが弱いと、とにかく風邪を引きやすい。
肌がカサカサに乾燥する、アレルギー性鼻炎が治らない、便秘を繰り返すなど、体の「外側との境界線」を守る力が弱まりやすいのが特徴です。

「水」タイプ(腎臓・膀胱)

水は、生命力の源である腎臓や、泌尿器、生殖器系を司ります。
水が足りない、あるいは多すぎる人は、本当に極端な冷え性になりやすいです。
また、耳鳴り、腰痛、抜け毛が増える、女性なら生理不順などホルモンバランスの乱れとしてサインが出ます。

4. 実践!「未病」を防ぐための五味(ごみ)と食養生

弱点がわかったら、どうケアすればいいのか。
一番手軽で、しかも効果絶大なのが「毎日の食事」です。
東洋医学には「五味(酸・苦・甘・辛・鹹)」という考え方があり、5つの味覚がそれぞれ対応する臓器を助けてくれます。

  • 「木」が弱いなら【酸味】:梅干し、レモン、お酢など。疲れが溜まってイライラする時は、お酢を使ったマリネなどを食べると肝臓がホッとします。

  • 「火」が弱いなら【苦味】:ゴーヤ、緑茶、コーヒーなど。動悸がしたり頭に血が上っている時は、少しの苦味が心臓の熱をスッと冷ましてくれます。

  • 「土」が弱いなら【甘味】:かぼちゃ、さつまいも、なつめなど。※ここでいう甘味はケーキや白砂糖ではなく、自然の優しい甘さのこと。弱った胃腸を優しく包み込んでくれます。

  • 「金」が弱いなら【辛味】:生姜、ネギ、大根、スパイス類。風邪の引き始めに生姜湯を飲むのは、まさに肺の働きを助け、体を温めて邪気を追い出す理にかなった養生です。

  • 「水」が弱いなら【鹹味(かんみ=塩味)】:海藻類(わかめ、昆布)、黒ごま、天然の塩。冷えを感じる時は、黒い食材や海のミネラルを取り入れると腎臓が元気になります。

足りない五行はこうやって食材で「足す」のが基本ですが、もし特定の五行が「多すぎる」場合は、働きすぎている臓器を休ませるために、過剰な摂取を控えるという「引き算」の視点も忘れないでください。

5. 十二大従星(十二運)が教える「心のクセ」と体調管理

もう一つ、眞医の面白いところは「心と体の繋がり」をとても大事にしている点です。東洋医学では「怒りは肝を破り、思い悩みは脾(胃腸)を破る」と言います。

四柱推命の「十二運(算命学では十二大従星)」という星を見ると、その人の精神的な傾向がわかります。

例えば、「絶(ぜつ)」や「病(びょう)」といった星を持っている人は、直感力に優れる反面、非常に繊細で、無意識のうちに周囲の気を拾ってストレスを溜め込みやすい性質があります。

その溜め込んだストレスや不安が、めぐりめぐって一番弱い臓器(胃が弱い人なら胃痛、肝が弱い人なら自律神経の乱れ)にダイレクトに表れてしまうんです。

だからこそ、
「あ、私はいま無理をしているな」
「周りに気を使いすぎているな」
と、自分の感情の揺れにいち早く気づいてあげること。
疲れたらスマホの電源を切って一人でボーッとする時間を作るなど、心のガードを固めることが、結果的に内側から体を守る最高の予防になります。

6. 自分の体と仲良くなるために

「私ってここが弱いんだ……」とガッカリする必要はまったくありません。

自分の弱点を知ることは、自分をより大切に、優しく扱うためのヒントを手に入れたのと同じです。
車だって、燃費のクセやオイル交換のタイミングを知っている方が、長持ちして快適に走れますよね。人間もそれと一緒です。

「食べることは生きること」。

今日何を選ぶか、その小さな選択の積み重ねが、5年後、10年後のあなたの体と健康を作っていきます。

生まれ持った星の知恵を味方につけて、無理なく、心地よく。
ぜひご自身の体と仲良く対話しながら、健やかで穏やかな毎日を過ごしていってください。

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