不思議なことが起こりますか?夏の甲子園決勝から4日後。沖縄尚学対日大三が「再戦」。西武の与座投手と日本ハムの山崎投手はOB。先発で投げ合って、勝ったのはどっち?
不思議なことが起こりますか?夏の甲子園は沖縄尚学が日大三(西東京)を破り、初優勝を果たした。それから4日後、この決勝のカードが「再現」された。西武の与座海人投手と日本ハムの山崎福也投手はOB。先発で投げ合って、勝ったのはどっち?
今月23日に行われた夏の甲子園決勝。沖縄尚学が日大三を3-1で下して初優勝を果たした。沖縄地区ではNHKで生中継された試合の平均世帯視聴率が46.3%に達した。
それから4日後。27日に埼玉県所沢市のベルーナドームで行われた一戦。西武対日本ハムは、甲子園決勝の「再戦」とも言えた。西武の先発、与座投手は沖縄尚学出身。対する日本ハムの先発、山崎投手は日大三出身だったのだ。
与座投手は沖縄尚学3年時、2013年の甲子園に春夏連続で出場した。
一方の山崎投手は2009年夏と2010年春に出場。春はエースとして決勝まで進出したが、頂上決戦で沖縄の興南に敗れている。
プロ8年目、29歳の与座投手。プロ11年目、32歳の山崎投手。プロの世界で、今年の夏の甲子園決勝の再現だ。
両投手ともに、二回までは無失点。試合が動いたのは三回だ。先に失点を許したのは与座投手。2死一塁から、日本ハムの五十幡亮汰選手、水谷瞬選手に連続タイムリーを浴びて2点を奪われた。
ただ直後には山崎選手が西武の渡部聖弥選手に2点本塁打を浴びて同点に追いつかれた。
与座投手は以後、得点を許さず、5回3分の1を投げて2失点。対する山崎投手は四回にも無死一、三塁から長谷川信啓選手に勝ち越し打を許して降板した。
試合は西武が盤石の投手リレーで3-2と競り勝った。与座投手は今季5勝目を手にした。一方の山崎投手は今季5敗目。
沖縄尚学出身の与座投手が日大三出身の山崎投手に投げ勝った。「再戦」は再び沖縄尚学の勝利となった。
7安打を浴びて、四回途中に降板した山崎投手について、新庄剛志監督は厳しい。試合後に2軍での再調整を明言した。「チェンジアップはもうやめてほしいな。腕を振ってのチェンジアップならいいですけど」
日本ハムにとっては、ポストシーズンをにらんだ戦いにもなっていく。山崎投手は貴重な左腕だ。再びはい上がってきてほしい。クライマックスシリーズ(CS)までは、まだ時間がある。
この夏、沖縄尚学が日大三に「連勝」した。もう一度、与座投手と山崎投手の投げ合いを見たい。それが今年の公式戦かCSか来シーズンか。楽しみにしたい。
