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若者に負けないためには、どうしますか?楽天の41歳、岸投手が今季2勝目。7回1失点の好投。無四死球の安定感。投球フォームが、あのレジェンドそっくり!

若者に負けないためには、どうしますか?楽天の41歳、岸孝之投手が今季2勝目を手にした。7回1失点の好投。四死球0の安定感が光った。投球フォームは、あのレジェンドそっくり!息長く投げるコツを知っているようだ。

27日に神戸のほっともっとフィールドで行われたオリックス戦。岸投手は今季4度目のマウンドに上がった。

2軍での調整を経て、5月29日に今季初の1軍マウンドに立った。ただ2戦して2連敗。今月12日の自身3試合目で、今季初勝利を手にした。

前回の登板で得た勝利の感触を、この試合でも生かしたい。初回は3者凡退に打ち取った。二回に1死から二塁打を打たれたが、2者連続三振に斬って取った。ピンチになってからのギアの上げ方は、さすがプロ20年目のベテランらしさが漂う。

三回からは3イニング連続三者凡退に。スムーズに前半を終えた。ただ、味方打線も相手の先発エスピノーザ投手を攻略できず、0-0のまま、後半戦へ。

奮投するベテランを、味方打線は何としても援護したい。六回に、村林一輝選手、平良竜哉選手の連続タイムリーで2点を先制した。

岸投手にとっては、大きな励みとなった。ただ六回、この回の先頭打者にソロアーチを浴びる。さらに二塁打を打たれるが、崩れない。後続を打ち取って、最少失点で切り抜けた。

七回を三者凡退に抑えて、お役御免。リリーフ投手に後を任せた。八回に楽天は堀内謙伍選手、辰己涼介選手の適時打で3点を追加。5-1でゲームセット。岸投手が今季2勝目を手にした。

岸投手は7回1失点。許したヒットは3本。無四死球ピッチングを披露した。余計な走者を出さない。90球の省エネ投球が光った。

岸投手の投球フォームを見て思う。「あのレジェンドそっくりだな」。レジェンドとは巨人やメジャーリーグで活躍した桑田真澄さんだ。決してスピードで押し込むタイプではない。的確なコントロールで、相手に的を絞らせない。

岸投手の抜群の制球力は、往年の桑田さんのフォーム、そして投球哲学とマッチしている。

宮城の東北学院大から2006年の希望入団枠でプロ入り。西武で10年プレー。2017年からは地元宮城に本拠を置く楽天に移籍して投げ続けている。

これで岸投手はプロ通算172勝目。歴代41位の三浦大輔さん(DeNA)に並んだ。現役選手ではヤクルトの石川雅規投手の188勝に次ぐ2位だ。

岸投手は「若い子もいい投手がいっぱいいる中で、僕は結果を出さないと、という気持ちで感謝して上がった」と振り返る。

1軍で投げ続けられるのも、抜群の制球力があるからだろう。この日のストレートは140キロ前後。決してパワーで押し込む投手ではない。それでも、経験豊富な投手は息長く投げている。

岸投手のベテランらしいうまい投球をこれからも見せてほしい。

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