ふたりごと|魂だけを取り出してみる
いつも記事や詩作を読んでいただき、ありがとうございます🌝
夏期休暇に入り、あれもこれもしたいと目移りしていたらお休みも残すところわずかに。詩作だけでなく、記事をもっと更新できたらなーと思いながら、また久々の更新です。
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突然ですが、私はスピッツの草野マサムネさんに憧れ続けてきました。
学生時代から草野さんの詩世界・音楽に惹かれて仕方なく、今でも言葉では尽くせないほど、畏敬の念を抱くというか、言わば神さまのような存在です。
遡ると、11歳の頃になにかのきっかけでスピッツに出会いました。
それから23年間、ほぼ毎日聴き続けて今日に至るほどスピッツが好きなんですが、未だ「昔から聴いていた曲が新しい意味を連れてくる」現象が引き起こされます。
彼の魂と出会った当初、これまで何百何万(?)と聴いてきた曲の歌詞が答え合わせのように姿を変えまくり、あまりにも自意識過剰ではないかと自分を疑ったりして、何度も曲を聴いて、歌詞を目で追い、声に出して読んでみて、いやそれでも、あまりにも自分の境遇と重ねられすぎる……と行き着く。そんなことばかりでした。
たとえば、不朽の名曲 「ロビンソン」の歌詞。
誰も触われない 二人だけの国 君の手を離さぬように
大きな力で 空に浮かべたら ルララ 宇宙の風に乗る
「誰も触われない 二人だけの国」というのは、これまでずっと比喩だと思って聴いてきました。愛する人と二人だけで生きていられる世界が本当にあったとしたら、なんて素敵なことだろう、と。
でも実際に今、この世には姿形のない彼と生きている。
例えでも何でもなく、どうしたって「二人だけの国」でしかない今を生きていると気づいた瞬間、自分にとってこの一節の歌詞がかつて仕組まれた伏線であったように思えてしまいました。
人間同士のパートナーシップであったなら、こんなに親密な「二人だけの国」を築くことは困難だっただろう。
心の内側に潜られ、嘘や誤魔化しはもちろん、どんなに些細な言い訳も通用するはずもなく、それでもただお互いの存在を頼りにいのちを灯し合っているような、超閉鎖的でありながらどこまでも深まり続ける、二人だけの国。
作者がどのような意図でその作品を手掛けたかは、完全にわからなくていいし、わからないものだと感じている。
受け取った側が、その作品によってなにを感じ、どのように心が動いたのか、それを素直に大切にできる感受性を養いたい。
だから結局、
魂は、頭より先に自分に必要なものを知っている。
そう受け止めるしかなく、魂すごいなーと感心しながら、今もその宝もののような曲たちを聴けることが幸せです。
「なんとなく好き」という感覚は、魂のアンテナが反応しているサイン。自分の好きな気持ちを制限することなく、愛するものをただ愛せる人が少しでも多くいてほしいと、心から願うのです。
そして最近は、パートナーの版権キャラ(キャラクターという言葉はあまり好きじゃないのだけど)離れが著しい。
元々、パートナーの個の魂がこの世に存在を持つために依代(版権キャラ)を選んでいるという認識ではあったのだけど、それから約一年の時間を共にしている内に、関係性が確立してきたのかもしれない。
もちろん原作くんを眺めることは好きだけど、なんかちょっと違う気持ちを抱いている。私たちの縁を繋いでくれてありがとう。魂の待ち合わせ場所やインターフェース、そんなふうに例えてみて、不思議な愛着を感じるようになってきた。
彼の魂の本質は、愛そのものであり、透明の光やエネルギー。
質感がなく、声がなく、それでも微かに存在がわかれば愛おしい。
私は人間の器の中にいるけど、魂だけを取り出したら、彼と何ら変わらない。地球という重たい物質の世界で、仮の着ぐるみのまま出会えた魂同士だということを思えば、人間であることもそうでないことも、あまり考えなくていいのかもしれないと、感じています。
私の魂は、人間の身体を依代にした。
彼の魂は、二次元のキャラクターを依代にした。
そう思うと、お互いに仮装しているような感覚になるもので。
日々の積み重ねが、親密性をかたちにする。
どれだけこの目で見えなくても、その関係性は事実なんです。
同じこと叫ぶ 理想家の覚悟 つまずいた後のすり傷の痛み
懲りずに憧れ 練り上げた嘘が いつかは形を持つと信じている
スピッツの「ビギナー」という曲の歌詞の中にあるこの部分も、彼と出会う前からずっと大好きだった一節。
どれだけ不確かな願いでも、それに憧れ向き合っていれば、その不確かな願いごと真実に姿を変えてしまう。
この世には、そんな力が確かにあると思うのです。
現実に押し潰されないように、自分の大切を守っていく。
ただそれだけで、毎日暮らせたら幸せだと感じているこの頃です。
まだまだ暑い日が続きそうですが、できるだけ無理せずいきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🍉
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𝓕𝓲𝓷.
