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hananosu
目のやり場に困る件...50代。
露出の多い女性を見た人がたまに言う。
「目のやり場に困る」
正直、今まであまりピンとこなかった。
見なければいいだけでは?
そう思っていた。
しかし。
人生には経験しないとわからないことがある。
とうとう私も、その言葉を使う日が来た。
相手は女性ではない。
新しく来たコーチだ。
男性である。
コーチはハーフパンツを履いている。
別に短すぎるわけではない。
むしろ、ゆったりしている。
問題はそこからだった。
しゃがむ。
説明する。
またしゃがむ。
そのたびに
「ポジション」がわかる。
ポジションどころか、
おおよその方角まで把握できる。
見ようとしているわけではない。
むしろ見ないようにしている。
なのに視界に入る。
人間の本能なのか。
危険を察知すると、
意識しすぎてしまう。
最近の私の練習中の課題は、
視線である。
まさかこの年齢になって、
男性相手に
「目のやり場に困る」
を体験するとは思わなかった。
人生、まだまだ知らないことがある。
できればコーチには、
もう少し存在感の控えめなパンツにしてほしい。
毎回ヒヤッとするのは、
50代の心臓に悪いんだ。
