「当たり前」のレベルを上げること
9/18(木)の陸上世界選手権、
女子5000mに出場するのは、山本有真選手。
ブダペスト2023世界選手権、2024パリ五輪と、
2連続で世界大会を経験してきた彼女。
掲げる目標も「まず出場すること」から、
「より先に進むためにどうしたら良いか」に変化。
そのための取り組みを、ここまで行なってきました。
今までで1番練習の質を上げてやってきた
「今年の1月から東京世界陸上を目標に、今までで1番練習の質を上げてやってきました」
山本選手本人がそう表現するように、
強度をあげてトレーニングと向き合ってきた彼女。
その成果もあって今シーズンは、
セイコーゴールデングランプリ、
アジア選手権で結果を残し、
「取り組み自体は前に進んだと評価している」と、
野口英盛監督も話します。
仕上げとなる日本選手権では
調子をあわせきれずでしたが、
世界と戦うことを意識して、
地道な積み重ねをここまで続けてきました。
目指したのは「当たり前のレベルを上げる」ことだと、
野口監督は言います。
「ある程度、ベストを伸ばすというよりは、5000mで15分切れるタイムを目指す。14分台に近づけるところを意識して、冬期からやってきました」
「より注力してきたのは、距離よりも強度、スピードのところ。それでも世界と比べたら、さらに上を行かなければならないですが、今までの『自分にとってそれが早い』という感覚を少しでもなくせるように。『これが当たり前』となれるように、取り組んできました」(野口監督)
成長した姿を世界で見せる
世界選手権までの期間は、
夏合宿がスタートしてから約1ヶ月、
チームと共に練習を続けてきた山本選手。
出場が決まりそうなタイミングから、
スピードを上げて仕上げてられていることが、
良い方向に働けばいい、と野口監督は現状を評価します。
「彼女が今やろうとしてるのは、少しでも世界選手権で自己ベストを出すとか、まずはそこから。世界レベルの大会で記録を更新するとか、そこに迫る走りができれば、本人たちも『力を出し切れた』ってなると思う。まずはそれが目標と言えると思います」
「過去に世界で戦った2大会ともに、悔しい思いはあると思う。パリも最後までもたなかったから、今回はそれが少しでも改善できるように。トップレベルを経験した選手だからこそ、少しでもその差を埋めて、成長した姿を同じ舞台で見せられる。それが重要だと思います」
周りからも支えられて、自分自身で得たチャンス。
アスリートとして、未來につながる走りをするために。
自国開催ならではの大きな声援を受けて、
一生の財産になるように。
期待を載せて、彼女のレースが始まります。
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🏆東京2025世界陸上競技選手権大会
📅大会日程:2025年9月13日(土)~21日(日)
🏟開催場所:日本(東京)
【女子5000m代表】
山本 有真(ヤマモト ユマ)
📣競技日程
予 選 9月18 日(木)
決 勝 9月20 日(土)
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文・写真:守本和宏/ナノ・アソシエーション
