1人でも多くチャレンジを
今週末の金曜日、
7月4日から始まる陸上日本選手権。
今年は東京で世界選手権が行われるのもあり、
より大きな注目が集まる中、
積水化学からは9選手が出場。
野口英盛監督は、それぞれの選手に対し
「1人でも多く、自分の目標に
向けてチャレンジして欲しい」と話します。
大舞台で調子をより上げられるか
今回の大会で世界選手権出場に向けて、
確実な結果が求められるのは
山本有真選手(5000m)と
木村友香選手(1500m)。
楠莉奈選手(5000m)も上位に入れば、
可能性が見えてきます。
各選手、実力を発揮するのが条件ながら、
調子の良さも期待できる点だと、
野口監督は語ります。
「特に山本は世界選手権を狙ううえで、春先からペースを上げてポイントを獲らなければいけなかったから、良い状態をキープできています。しっかり力はついてきていて、調子も合わせられているから、この舞台で力を発揮できるかがポイントですね」
「木村も5月のセイコーGGPあたりから調子が上がり、アジア選手権でも良い走りだった。日本選手権でも、その調子をより上げられるかが大事になると思います」
今年は5月のセイコーGGPから、アジア選手権も挟み、
日本選手権までの準備期間は約1ヶ月。
重要な試合が続く中、選手たちは見えない
プレッシャーを抱えながら戦っていますが、
野口監督は「応援を力に変えて頑張って欲しい」と期待します。
トップレベルにどこまで食らいつけるか
さらに、この大会をステップアップの
機会にして欲しい選手もいます。
卜部蘭選手は、800mと1500mにエントリー。
少しずつ良い感触を掴みつつある中、
浮上のきっかけを探します。
「卜部は去年800mで2番に入っているし、森(智香子)など去年メダルを獲った選手は、そこも意識して走ってもらいたいのはありますね。後は若手だと道下(美槻)や山崎(りさ)は、トップレベルにどこまで食らいつけるか。挑戦するのも重要になります」
「田浦(英理歌)は日本のトップレベルとまた走って、自分のできている部分や差を考えて次に向かってほしい。佐藤(早也伽)はマラソンを走るうえでスピードチェックだったり、レースに出ておきたい意図がメインになるかなと思います」(野口監督)
日本最高峰の試合
今大会は、世界選手権の日本代表選考レースですが、
現時点で参加標準記録を突破している選手が少ないのもあり、
選考はワールドランキングのポイント取得状況も含め、
8月末までかかる見込み。
観戦側もそれらの情報を気にして見ると
楽しめるところですが、何より
日本最高峰の試合が見られるのは、最も楽しみなところ。
「積水化学からもかなりの選手が出場します。短い距離から長距離まで上位に入って輝けるようなチーム。そういう強さを、ファンや従業員の方々に見せられたらと思います」(野口監督)
新しくなった国立競技場での日本選手権は初めて。
熱い戦いが繰り広げられる大会に向け、
選手たちは全力で挑みます。
