絶望から少しずつ抜け出せた。きっかけは、書くことだった
もともと書くことが好きだった僕が、なにも書けなくなりました。
50代で人生4度目のどん底、シングルファーザーになった僕は、娘とふたりの生活を守るだけで精一杯。
絶望の中で、何も思い浮かばない日々が続きました。
でも、そんな僕が、たった一行から少しずつ変われました。
今回は、たった一行書くことが、絶望の中で僕をどう変えていったのか。
その小さなきっかけと、書くことの力について綴ってみたいと思います。
思考停止し、書く力もなくなった
僕は、書くことが好きでした。
書くことが、いつも自分を支えてくれていたように思います。
思いついたことや、ふとした気持ちは、すぐノートやメモに書いていました。
ブログ、メルマガを始めたのは2005年。毎日のように、自分の想いを書いていた時期もありました。
でも、4度目のどん底に落ちたとき、書く手がピタリと止まりました。
もう無理だ。僕の人生は終了か…
娘とふたりの生活を守ることで精一杯で、希望も夢も持てず、思考すら働かない。
なにも考えられなくなっていたのです。
もともとの僕は、24歳で起業して、3度のどん底を経験しながらも夢を実現させてきたのに、以前の僕とは別人になってました。
自己嫌悪に陥り、現実から目を背けて、娘とふたり、誰とも関わらずに生きていました。
だから、何かを書こうなんて思えなかったし、書く力も残っていなかったんです。
たった一行。それが再起の小さな始まりだった
家を失い、キャンピングカー生活とバンライフの日々を経て、住まいを確保するために決めた寮付きの仕事。
それは工場での肉体労働でした。
指示された仕事だけをやり、何も考えないで生きる日々。
休日は、仕事のために身体を休める。
こうして繰り返す同じ日々。
そんな状態から半年が経とうとしてたころ、ようやく「このままではいけない。ここから抜け出さないと…」と思い始めました。
僕は仕事帰りに百均でノートを買って、1行だけ書きました。
「お母さんの誕生日、♡のチョコが欲しいって言ってたから、探さないと。」
たったそれだけでした。でも、その1行を書いたことで、少しだけ気持ちが整った気がしました。
なにかノートに書けば、なにかが変わると無意識の僕が教えてくれたのです。
というのも、以前の僕は、考えていることや思い浮かんだアイデアなどを、ノートやメモになぐり書きすることが習慣でした。
心の中にあるものを、外に出して、目で見える場所に置いてみる。
それだけで、ほんの少しだけ、自分を取り戻す感覚が出てきたのです。
書くことで、自分の本音が少しずつ聞こえてきた
そこからできるだけ毎朝、ノートに少しずつ書くことを続けました。
数行の日もあれば、1ページ2ページとたくさん書く日もありました。
何を書けばいいかわからない日もありました。
虚しさや愚痴を書くこともありました。
でも、続けていくうちに、こんな言葉が増えてきました。
「本当は何がしたい?」
「僕にとって幸せとは?」
「なんのために生きてる?」
考えることをやめていた僕でしたが、ぐしゃぐしゃに絡まっていた感情や考えが、少しずつ言葉になっていきました。
書く習慣がついてくると、夜にふと3行だけ日記を書く日も出てきました。
そうして、以前の思考が少しずつ戻ってくるのを感じました。
書く習慣が、自分を取り戻す力になった
そして今、こうしてnoteを始めました。
最初は、自分と娘のためでした。
誰かに見てほしいというより、自分が前に進んできた記録や再起のリアルを残すためでもあります。
言葉にして整理していくことで、自分を取り戻したいと思ったからです。
また、新しい自分に成長できるかもしれないという想いも、少しずつ生まれてきました。
そして、同じように立ち止まっている誰かの力になれたら、とも次第に思うようになりました。
僕は書くことで、少しずつ自分を取り戻すことができた。
だからこそ、このnoteも、そんな場所になればいいなと思っています。
おわりに
僕にとっての再起の小さな一歩は、「1行でも書く」ということでした。
大きな目標じゃなくてもいい。
すごいことをしなくてもいい。
たった1行から、人生は動き出すかもしれません。
希望が芽生えるかもしれません。
たとえ小さくても、書くことは「未来に繋がる一歩」になるはず。
このnoteを読んだあと、もしあなたが1行だけでも何かを書きたくなったなら。
それが、あなた自身を取り戻す最初の一歩になるかもしれません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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よければ、僕の最初の記事(自己紹介)も読んでもらえると嬉しいです。
せきたつや
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