ブンゲイファイトクラブのこととか、自分の作風のこととか
前回、前々回の記事で、原稿用紙500枚を超える小説を書いて、いま推敲中だということ、その小説をキンドル(とnoteの試し読み)の形でリリースしようと思っていて、そのためにプロモーションに力を入れることを宣言した。
そのプロモーションにうってつけの企画が始動した。第二回ブンゲイファイトクラブを開催するというのだ! そういっても、それ何? という人もいると思う。そういう人は以下を読んでみて欲しい。
これはプロもアマも関係なく色んな人が小説やら詩やら短歌やら、およそ文学と言われるものを持ち寄って、一番を決めるという企画(キャッチフレーズを見た時に昔、前田日明がリング上で言い放った「誰が強いか、一番強いかね、決まるまでやりゃあいいんだよ、決まるまで」というセリフを思い出した)で、全くの部外者だった一年前の僕も開催中すべての作品を読んで、これは面白いからこれが勝ちでしょとか、えーっこれがこれに負けるの? とか、勝手に勝者を予想して楽しんでいた。
これに出れば売名、いやプロモーションができる! 僕はついている! と今日の朝、主催者の西崎憲さん(僕がレビューしたヴァージニア・ウルフやキャサリン・マンスフィールド、さらにジーン・リースの翻訳をされてたり、小説を書かれたりしている方)の、開催を宣言するツイートを見て歓喜した。が、もちろん誰もが出場できるわけではない。予選があって勝ち残らねばならない。前回は確か250人くらい参加したが、今回は400人以上集まると僕はみている。そして予選を通過できるのは30人くらいだ。狭き門(ジッド)。しかも原稿用紙六枚以内という制限がある。普通短篇は原稿用紙二、三十枚。掌篇といっても十枚以内だ。それが六枚なんだから、いかに無茶か分かるだろう。
この枚数で何をどう表現しようかと悩み中。
参考に去年の作品をざーっと見直すと、虚構性が高いもの(SFとかファンタジーとか怪奇とか、要するに現実に存在しないものや起こりえないことが起こる小説。現代を舞台にしたリアリズム小説は一つもなかった(というのは言い過ぎだが、普通のリアリズム小説はなかった))、語りが強いもの(まず描写から始まる小説が少ない。みんなまともに描写していたら、あっという間に三枚くらい使ってしまうことが分かっているんだろう)が多かった。
こういう傾向を知って、じゃあ自分もそれに乗るかというと、自分はそんな器用じゃないし、語りについていえば、訳があって最近は語りが強い小説を読むのも書くのも避けているし、自分も書きたいと思わない。それじゃあどうするかというと、さあどうしましょう? といって、実はちょっといいアイディアを思いついたんだけど、それは秘密。
という、今回は出場宣言でした。まあ予選で落ちても作品はこちらに載せますんで、と今書いた自分を(戦う前から負けること考える馬鹿いるかよ、バシッ)と張り倒す感じで頑張ります。
とにかく来月末に始まるらしいので、始まったら応援ください。
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