覚えた英文をそのまま言っても、会話にならないのはなぜ?
英文を覚え、意味も理解している。
それでも、実際の会話では使いにくいことがあります。
なぜでしょうか。
英文がまだ、
誰に、どんな場面で、何を伝えるのか
と結びついていないからかもしれません。
今朝、次の中心英文で試しました。
A small action can carry hope.
小さな行動が、希望を運ぶことがある。
思い浮かべたのは、気力はあるけれど、忙しくて大切な第一歩を踏み出せない人です。
私は、その人に、
「まず方針を立てて、少し整理したらよいのではないか」
と伝えたいと思いました。
しかし、中心英文をそのまま言うと、少し格言のようです。
A small action can carry hope.
意味は伝わっても、相手が何をすればよいのかは分かりません。
そこで、相手に渡す一言を考えました。
最初に作った英文は長く、私にも言いにくいものでした。
伝えることを一つに絞ると、次の一言になりました。
Let’s make a simple plan together.
一緒に簡単な計画を立てよう。
これなら、私にも言えます。
大切なのは、別の英文を新しく暗記したことではありません。
A small action can carry hope.
↓
この人に、今、何を伝えたいか考える
↓
Let’s make a simple plan together.
と進んだことです。
ここで、一つ分かりました。
中心英文は、そのまま相手に言う台詞でなくてもよい。
自分の考えを導き、相手に届く易しい一言を生み出す指針になればよいのです。
英文と自分を結ぶのが理解。
英文と相手を結ぶのが会話。
今回は、中心英文から、相手に言えそうな一言を作るところまで進みました。
ただし、まだ実際に相手へ言ったわけではありません。
本当に相手に届くかどうかは、これから確かめます。
理解した英文に、相手と場面を与える。
それが、生きた英文を会話へ向ける次の一歩なのだと思います。
