どうせ死ぬのになぜ生きる?個人的に答えは○○だと思うんだよね。
「どうせ最後は死ぬんだから、生きる意味なんてないじゃないか」
人生で一度くらいは、そんなことを考えた人も多いのではないでしょうか。私が初めてこの問いに直面したのは、たしか中学になったかならないかくらいだったかもしれません。
まあ、思考実験的な事が好きな妄想好きだったので、特に何がなくとも考えてしまっていたというだけですが。ただ、その時は全く答えらしいものは見つかりませんでした。
実際、哲学者たちも何千年もこの問いについて考え続けてきましたし、今でも明確な正解はないので、当たり前なんですけどね。
ただ、現在、自分なりの回答は持っているんですよね。
それは、「ただそうあるから」です。
1、どうせ死ぬのになぜ生きるのかと言ったら「ただそうあるから」
基本的に、私は以前の記事でも確か言及しているんですが、人生に意味はないので、人生における意味は「自分で見出す以外にはない」と考えています。
そして同時に、私は生きる意味を探索する前提として、「生きているという事実そのものを受け入れる」ということから、出発しないといけないのではないかと思っているんですよね。
なので、「どうせ死ぬのになぜ生きるのか?」と聞かれれば、「ただそのようにあるから」という回答をするしかないかなと思います。
花は「なぜ咲くのか」と考えながら咲いているわけではありませんし、鳥も「なぜ飛ぶのか」と悩みながら飛んでいるわけではありません。
ただ、「その存在としてそこにある」というだけです。人間だけが、「生きる意味」を考えられる生き物であるために、そこに無理やり意味を求めてしまう、、、と言うだけなんだと思います。
これは、パスカルの「考える葦」の話と結構似た状況ですねえ。
「どうせ死ぬから意味がない」のではなく、「今、生きているから生きる」という意識。これがあるからこそ、「虚無の中に意味を見出す」という行為が可能になるというわけです。
存在すること自体に理由を求めすぎると、いつまでも答えは見つかりません。だったら、「今ここにいる」という事実を、そのまま受け止めてもいいのだと思います。
2、どうせ死ぬのになぜ生きるのか気になる時は大体何かの課題に直面している
実際、「どうせ死ぬのになぜ生きるのか?」といった問いを抱えているクライエントと向き合うと、大概何かしらの課題に直面しています。
たとえば、課題としては以下のようなものがあげられるでしょう。
仕事がうまくいかない
失恋した
人間関係で傷ついた
病気になった
将来が見えない
つまり、多くの場合、この手の問いが強く脳裏に浮上している時というのは、人生のどこかで苦しみや不安に直面している時なのです。
中には、かつての私のように純粋なる知的好奇心で問い始める人もいるでしょう。ただ、あんまりそういう人は多くはないんじゃないかと思います。
なんといいますか、、、「人生が楽しめていて充実しているなら、人生自体に問題意識を持たない」みたいな感じでしょうか?
実際、心理学では、人はストレスや不安が強くなると、人生全体の意味や価値について考えやすくなることが知られています。
逆に、夢中で趣味を楽しんでいる時や、大好きな人と笑っている時に、「どうせ死ぬのに、、」などと考え続ける人はあまりいないように感じます。
これは、頭の中の問いに意識が向きすぎて、「今この瞬間」を生きられなくなっている状態ということもできるでしょう。
3、人生からの問いに答えるつもりで生きるのもありよ
せっかくなので、「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」という問いを自分の人生にいい意味で活用するヒントを少し提案しておきます。
私が好きな考え方の1つに、精神科医ヴィクトール・フランクルのロゴセラピーがにおける「人間が人生に問いかけるのではない。人生が人間に問いかけている」というものがあります。
これは端的に言うと、「人生の意味は何ですか?」ではなく、「この状況で、あなたはどう生きますか?」という問いなのです。
つまり、先ほど言った「生きることを受け入れた上でどうしますか?」と問うているわけですね。これはとても実践的な考え方だと思います。
人生には理不尽なこともありますし、努力が報われないこともありますし、病気になることだってあります。
それでも、「私はこの出来事にどう向き合うか」は、自分で選ぶことができます。
もちろん、すぐに前向きになれるわけではありませが、「この経験に対して、自分はどんな人間でありたいだろうか?」と、そう考えてみることはできるはずです。
人生の意味を探し続けるより、人生から出された問いに、1つ1つ丁寧に「その一瞬における最善の答え」を出していく、、その積み重ねこそが、その人だけの人生を作っていくのだと思いますねえ。なんか、クサくなってきたので、今回はこれにて失礼をば!

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