【速弾きの基準】BPMいくらの16分音符からが速弾きなのか?
プロアマ問わず、ギタリストであれば、一度くらいは「いくらくらいからが、速弾きなんだろう?」と疑問に思った事はあると思います。
正直、どこからが速弾きかなんて言うのは、突き詰めると「もうその人次第ですよね」という話になりますけど、今回は私が思う速弾きの基準について少し述べてみようかと思います。
なお、当記事ではあくまでも「フルピッキングで弾くこと」を前提にして話を進めますので、そこんところよろしくお願いします。
1、一般に言われる速弾きの基準
まずは、世間一般で言われている速弾きの基準について、確認していきたいと思います。
一般的に、日本のギター教則本や音楽教室、あるいはネットのコミュニティにおいて、速弾きの入り口として定義されることが多いのは、「BPM130〜160の16分音符(またはBPM90〜110の6連符)」あたりだといいます。
ちなみに、なぜこの数値が一般論として定着しているかというと、ここには明確な音楽理論と人間工学のデータが絡んでいたりします。
人間が楽器を演奏するとき、BPM120程度までの16分音符であれば、脳は「右手を振って、左手の指をここに置いて、、」などと、一つひとつの動作を個別に認知して意識的に処理することができます。
しかし、BPM140を超えたあたりから、脳の処理速度が物理的な運動速度に追いつかなくなります。この領域に達すると、脳は動作を一つひとつ処理するのをやめ、一連の動きをひとまとめにした運動プログラムとして走らせる必要が出てくるわけです。
ちなみに、これを認知心理学では、運動の自動化とかチャンキングと呼びます。こうしたことをふまえると、あくまでも一般論としての速弾きの基準は「BPM140の16分程度から」と考えるのが妥当であると思います。
2、個人的に思う速弾きの基準はBPM200の16分音符以上
では、私はどこからを速弾きだと思っているかに関して述べていきましょうか。結論から言うと、私はBPM200の16分音符(1秒間に約13.3音)以上が速弾きであると思っています。
そのため、BPM150や160程度で「これは速弾きフレーズだ」みたいな話をされると、「いや、、それは通常の速度帯やないけ、、速弾きちゃうって、、」といった気分になるというのが正直な所です。
もっとも、「速い=難しい」では全くないので、速度に関わらず難しいフレーズはあるので、別に遅いフレーズだからと言って決して侮ったりはしないんですけどね。
ただ、以下のような記事を書くくらいにはスピード狂の自分としては、「もうちっと速い方が聞いてて気持ちがいい」というのが本音ではあります。
ドラゴンフォースとか、ちょうどいい速さですよね。彼らの楽曲には、BPM200超えのものがかなりありますからね。さらに言えば、メロディーもクサイしね。
ちなみに、ピッキング速度の限界値についての話題は過去にブログの方でも扱っていたりします。ここら辺の話題についてもう少し知りたい方は、以下の記事を見てみてもいいんじゃないかと思いますねえ。
3、どこからが速弾きかは個人が決めたらいいと思う
一般的に、速弾きはBPM140の16分音符以上と考えていいでしょう。そして、私に関してはBPM200の16分音符以上が速弾きだと思っていますね。
とはいえ、どこからが速弾きかなんて基準は、「人による」としか言えないですよね。もっというと、「速弾きが必要かどうかも人による」ので、そもそも「速弾きの基準なんてどうでもいい」のかもしれません。
まあ、それぞれがやりたい表現をしていけたら、それでいいんだと思いますねえ。それぞれが、自分のしたい表現のために必要な技術を必要な分だけ使えたら、それでいいっていうね。ま、プロでもない私が偉そうに言うことでもないですけどねー。
そんじゃ、また。

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