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世界論入門:信念によって形成される境界に基づく経験論へ向けて ~ 自由意志、偶然、奇跡の再解釈 ~

世界論入門

本稿「世界論入門」は、形而上学的な存在論・認識論を、独自の階層構造で整理し、我々の経験との接続を試みる。存在と非存在の混濁から出発し、主体と対象の分離、個の誕生、認識世界の多様化を経て、信念によって形成される境界が経験を規定する「経験論」へと展開する。PFAI理論との関連から、観測が可能性の場から現実を生成するメカニズムを考察。経済や法律、持続可能性への応用可能性も示唆する、意欲的な世界論の提示だ。


形而上から形而下の構造

形而上第0相.存在と非存在が混濁している(本質論0)
形而上第1相.存在と非存在が分離し、非存在はあってもないのと同じでなくてもあるのと同じになる。存在は存在として残るが非存在の影響を残す。
形而上第2相.存在が認識されるために、主体と対象に分離する。認識されたところが実体と呼ばれる。(存在論と認識論の誕生ー→観念論と唯物論の誕生などの存在における二極化のはじまり、形而下のはじまり)
形而上第3相(主体).主体の在り方にさまざまな制限が生じる。(個の誕生と視点の誕生=経験の目覚め、個と個の間の原境界=他者の誕生)
形而上第3相(対象)対象そのものは対象そのものだが、主体の全集合に対応する形になる。(対象の一意性は保持されるが、その対象はあらゆる主体と向き合っている。)
対象そのものが一意であるなら、現象界で変化のある「物質」は全て主体であることが「要請」される。この相で本質は様々な形而下での形の素(形相)となる(本質論1))
形而上第4相.認識世界の多様性(本質論1の多様性の現実化)への発展と質料性、対象そのものが認識不可能になる相(形而下領域への没入と形而上学の誕生)
……
形而下最下層(付近).世界データ(元型=精神の物語性、自然構造=物の質構造、これらの多様性は星系(ありとあらゆる可能性)に依存している?(この領域は集合的個人的歴史的発展などによる信念の形成によって生じる境界により大部分が感知不能とされる=必然の喪失と偶然の誕生と自由意志の胎動につながる)

経験世界の具体的事項を上の構造から説明する

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